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2009/07/14

◆日経平均は211円高の9261円と急反発。7月に入り、10日目にして初めて上げた。13日の米国市場で、アナリストによる銀行株の投資判断引き上げを受けて金融株が急騰し、NYダウが急反騰したことが追い風。1ドル=93円台への為替の落ち着きもあり、金融株、主力輸出関連株など幅広く買い戻しや突っ込み狙いの買いが広がった。しかし、前日までの9連続安で9.1%、908円下げたことを考えれば、久々の急反発が200円強、2.3%とはいかにもさびしい。買いエネルギーの乏しさが懸念される。

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◆日経平均は2日連続で75日移動平均線を割り込んだ。米金融株が上ったのがアナリストの投資判断に頼ったものであることは嫌な感じ。米国株が単なる下げ過ぎの反動高との見方を乗り越えるには、新たな見方が14日以降の米株式相場に誕生するほかない?それが、別のアナリストによる金融株格上げなどとなれば、笑ってしまうしかない。そして、米株の中勢上昇波動入りには、あらたな材料が欲しいところ。

◆14日、気象庁は、「関東甲信越地方は梅雨明けしたと見られる」と発表。梅雨明け宣言だ。もっとも、東京証券取引所周辺は梅雨明けが遅れるとの見方もある。米国におんぶに抱っこで梅雨明けできるほど甘い相場はないと見たほうがよい。とはいえ、9連敗したのだから9500円台くらいはあってもいいだろう。まして、米株高、商品市況高、円安・・などが後押しするとなれば・・。■GSユアサ(6674)が3日ぶり反発。同社は13日に「最大4600万株の公募増資を実施、約370億円規模の資金を調達する」と発表。発行済み株式が従来比13%前後希薄化するとの見方から売りが先行した。しかし、その後は上げに転じた。増資資金はリチウムイオン電池工場への投資資金に充当する予定だ。将来の利益を生むことにつながると財務強化を評価する声も聞かれた。株価は、6月18日に上場来高値1228円をつけた後は、人気離散。調整色を強めてきた。貸借倍率は10日現在で1.25倍と徐々に買いが積み上がってきている。それでも、きのうきょうと75日移動平均線にタッチしたところで下げ止まった格好となっている。75日線から上下どちらに放れていくのかが仕手思惑株の行方を探る意味でも注目される。

◆豊田合(7282)が175円高の2635円と急反騰。白色LED(発光ダイオード)関連株人気が広がってきた。同社は白色LED素子大手。白色、青色など各種LEDを活用、照明器具、自動車用ライトなどを手掛ける。LEDは光を発する半導体。これまで、携帯電話向けバックライトとして市場が拡大してきたが、白熱灯の製造中止に伴う白色LEDの見直し、普及の広がりが予想される。あるいは大型ディスプレイ向け市場の拡大も期待されるとして、株式市場で見直し買いが膨らんできた。同社株価は、昨年12月に付けた1999年4月以来9年8カ月ぶり安値947円を大底とし、2月2日に960円の二番底を入れて中勢上昇波動入り。7月1日に年初来高値をつけた。■同社株以外にLED素子関連株では、ローム(6963)、三菱ケミカルHD(4188)、昭電工(4004)、DOWA(5714)なども人気。自動車照明のスタンレー(6923)、小糸製作(7276)も見直されつつある。LED関連株再度は見直し人気が高まってきた。乗り遅れた場合は、買いは中止するように。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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