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2010/08/11

◆日経平均は前日比258円安の9292円と大幅安し4日続落。TOPIXも大幅に下げ3日続落した。円高を受け輸出関連セクターが下げをリードし、景気後退懸念から素材・資源価格が下落し関連業種が値下がり率上位となった。10日の日銀政策決定会合は、単に金融政策を据え置き、円高を放置した無責任風で終り、米連邦公開市場委員会(FOMC)は終了後の声明で国債購入による景気刺激計画発表したものの、景気腰折れ懸念を拭い去ることは出来ず、欧米株式市場はそろって下落した。■円は、対ドルでは85円台前半の円高水準で推移(夕方には昨年11月以来の84円台に突入)した。そして、アジア株は中国市場が反発したのを除き、大半が1%を越える急落となった。株式の連鎖安である。ただ、弱い米景気指標が相次ぐなかでも、10日も1万600ドル台と7月安値から1000ドル(9.9%)弱高の水準にあるNYダウの腰の強さが、何を示唆しているのか?が判然としない。投資家にとって先行きの良い知らせか、それとも、危険地帯に踏み込む前ブレを示唆しているのか・・。ただ、買い急ぐ必要はない。

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◆26週移動平均線や52週線沿いの上昇基調をたどってきた銘柄群も波乱のなかで、チャートを悪化させてきた銘柄が増え始めた。●日電産(6594)は6月下旬以来52週線を割り込み、足元は52週線が上値ネックラインとなってきた。4月に5ケタクラブに入ったことが達成感につながり、調整色を強めているものだが、5月後半に26週線が上値ネックラインとなった形と似た52週線割れの推移というのも気に入らない。7月1日安値7120円を大きく割り込むようでは見送りとなる。ウォッチングは継続しよう。●また、タクトホーム(8915)は7月前半から52週線割れとなり、今月に入り下げ幅を拡大し始めた。こちらは昨年11月に10万円を回復した場面があり、そこから上値が切り下がっての、52週線割れで、短期的には厳しい。しかし、ウォッチングは継続したい。●日ケミコン(6997)は業績好転を背景に09年2月安値から上昇基調にあるが、昨年9月の戻り高値474円を突破仕切れずに52週線を割り込み始めた。といっても、昨秋来52週線割れ場面が「買い」場となってきた。月足ベースでは12カ月線を割り込んできたが、300円台とび台には24カ月線が控えている。全般急落シーンでの買い場を探したい。●9日発表の4−6月期連結決算が2ケタ増収3割増益と好調裏に着地した介護付き有料老人ホーム(アミーユ事業)を運営するメッセージ(2400)、52週線に下支えされて26週線へのプラスかい離を回復してきた。●スクリン(7735)は 前日に記した通りだが、株価は、高値寄り付きの陰線日足となってしまった。52週線は5月後半以来の下値支持線だが、上値を抑える26週線を回復しないと相場は始まらない。●戸田工(4100)は10日、日経朝刊1面トップで気自動車用電池材料の進展が紹介されたが、年初来高値寄り付いた後、失速。きょうは大幅続落。52週線沿いの週足チャートが崩れないかチェックする必要が生じてきた。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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