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2013/08/23

◆藤圭子さんが22日朝に飛び降り自殺したとのニュースが朝方から新聞・テレビ、そして、ネットで飛び交った。筆者は娘の宇多田ヒカルさんのことはまるで知らない。すでに歌謡曲から遠く離れた筆者はヒカルさんにはまるで興味はわかなかった。しかし、1960年代後半に、藤圭子さんが新宿で若者を魅了したデビュー曲「新宿の女」(69年9月発売)は今も、シングルレコードで持っているが、「圭子の夢は夜ひらく」もいつも口ずさんでいた。新宿の旧作3本立映画(入場料が今は思い出せないが、喫茶店代と同じ50円〜150円前後)を見た後、外に出ると暮れの街なかに「新宿の女」の歌が流れてゆき、紀伊国屋書店近くにあったレコード店の屋上から藤圭子写真入りの「新宿の女」の大きな吊り広告が垂れ、風に揺れていた。筆者はその年、親のつてを頼りに証券会社に勤めたばかりであり、夕方からは、67年頃から入り浸りだった新宿のディスコにいつも出かけていた。(続く)

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◆さて、日経平均は前日比295円高の1万3660円と大幅反発した。そして、中期相場を示唆する26週移動平均線を割り込んだ後、上げに転じ、下ヒゲの長い十字足を引いた。結果、週明け相場への期待感が高まった。前日のNYダウは7日ぶりに反発するなど欧米株がそろって反発した。ユーロ、米国の景況感指数が好転し、中国の8月製造業景況感指数も好転したことから、世界景気への期待感が高まり、運用リスクを取る動きが広がったようだ。日経平均株価は前日にほぼ2カ月ぶり安値圏を付けたばかりとあって、リバウンドを狙う買いも入りやすくなっていた。■当欄主戦銘柄のプリマハム(2281)は持っている方は持続。新規の「買い」はまず、ウォッチングし、自分なりに動静を把握した後で、打診買いしたい。●セブン銀(8410)は7月高値から4週間で100円強の大幅反落。中期相場を示唆する26週線を3週間割り込んでしまった。●その親会社セブン&アイHD(3382)は5月の7年ぶり高値から下落も、今週、26週線を割り込んだが、終値では回復。そして、前週とは逆に下ヒゲの長い、十字架足を引いた。引き続き、2社株セットでウォチングし、買い場を探ろう。●また、加工食品販売チェーンの収益拡大、利益率アップを後押しする三菱食品(7451)など食品卸売大手もポートフォリオに改めて入れたい。三菱食品は52週線で下げ止まった後。今週、26週線をしっかりクリアして終了した。「買い」ウォッチングを開始しよう。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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