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2009/09/03

◆日経平均は65円安の1万214円と続落した、8月17日以降続いてきた日替わりで反落・反発が繰り返された相場は14日目に幕を下ろした。2日のNYダウは4日続落したが、上海総合指数が次第高の展開となった。しかし、東京外為市場で2月17日以来の1ドル=91円台に円高が進んだこともあって、金融株、輸出株が下げをリードした。

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◆米国市場では、2日発表の米民間部門雇用指標が予想を下回ったうえ、午後に公表されたFOMC議事録で景気浮揚力は弱いとされたことから、利益確定売りが広がり、金融株も引けにかけ売り直された。明日は4日の米8月雇用統計発表を控えての相場となる。ただ、3日のNYダウは4日続落した後だけに買い戻しが入れば、いったん戻す場面が想定できる。■また、直近の急落で世界市場を揺さぶってきた中国・上海市場も3日は久々に反発らしい反発を見せた。政府が何らかの株価対策を打ち出すのではとの期待感が買いを誘ったのか、単なる下げの反動高にすぎないのかは不明。ただ、先に政府が設備過剰の抑制策を検討と発表したことで下げが加速したが、政府が行き過ぎを抑制しつつ成長を持続させることに自信を持っているとの見方もある。

◆日経平均は8月21日の直近安値に迫る場面があった。7月13日安値からまもなく2カ月。今も、テクニカルは、上昇トレンドにあることを示唆し続けている。当面のポイントは、8月安値を割り込まないことであり、中勢相場では7月安値を割り込まないことだ。今は、新規売りをする位置になく、また、積極的に買う場面でもない中途半端な時。上昇トレンドにある銘柄を下値サポートラインに下げてきた時に、打診買いをする程度の相場環境といえる。マーケットは4−6月期の企業の好業績を背景にエンジンの回転数が上がり、7−9月期続伸までは株価に織り込み済み。現在は、日本だけでなく米中の景気・企業業績の回復が持続するかがポイントとなっている。本来なら、3月あるいは7月安値から大幅上昇した今頃は「休むも相場」の時。チャートが上昇を示唆する時まで待つのも相場のうちだが・・。

◆当欄注目では、大学発バイオベンチャー3社のうちそーせい(4565)が連日で年初来高値を更新した。が、きょうの大引けは100円高に止まり、17万3600円の高値をつけた「フェンシングの剣を逆さにした日足チャート」となってしまった。週足では気にならないのだが、週末である4日に先行き調整を示唆する格好になってしまうことを恐れる。一方、8月高値後は20万円台前半でもみ合っているOTS(4564)は無理のない格好で下値を切り上げており、25日線絡みで下げ止まるかが注目される。

◆ネット関連株では、200日移動平均線、26週・52週線にぴったり張り付いて調整が続くなか、上値をにらんだ格好となっているのは価格比較サイトを運営するカカクコム(2371)。昨年6月後半に株式分割落ちした後、26週線、52週線割れを買い場としたゆっくりではあるが着実に上昇基調を刻んでいる。7月に分割落ち後高値40万9000円を付けた後、調整色を強めてきたが、ネット関連株人気に後押しされ、出番到来となるか、ここからウォッチングを開始。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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