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2009/01/19

◆19日の東京株式市場で、日経平均は26円70銭高の8256円85銭と小幅続伸した。が、TOPIX(東証株価指数)は小反落した。前週末16日の米国株堅調、19日早朝の1ドル=91円台から午後の90円台央までの間で推移する円安基調は輸出主力株に追い風となった。しかし、19日の米株式市場の休場、20日のオバマ第44代米大統領就任式を控え、オバマ期待感を先取りした反動?が懸念されるとの見方があったうえ、日米企業の3月決算発表や21日ー22日に発表される米住宅関連指標の結果を警戒、終日模様気分の強い展開となった。出来高は14億9889万株、売買代金は9875億円台と15億株、1兆円大台割れとなった。売買代金の1兆円割れは昨年12月29日以来のこと。■日経平均は、1月7日高値9325円の二階から15日の7997円まで転げ落ちた。週足は年明け2週連続陰線となった。今週は、今朝の8318円からの出発となったが、3週連続陰線は先行き相場を占ううえでぜひ避けたいもの。

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◆前号紹介の日信号(6741)が24円高の613円と続急伸した。1円高の590円で前場寄りついた後、引けにかけ上げ幅を拡大する展開となった。野村証券の13日付けリポートでは、「鉄道向け新信号システムの整備が進む。国内の鉄道各社の安全投資から相対的に信号各社は堅調な業績が予想される」と指摘している。同社株は、昨年10月に305円まで下落し、03年4月以来5年半ぶり安値を付けたが、その後、全般相場反騰に乗り、今月7日には640円まで戻していた。12月安値時や前週後半の安値時には200日移動平均線が下支えをしており、7日高値更新から600円台の保ち合い上放れ後の動きに注目したい。

◆これも小型株だが、テレビ受信機器メーカートップのマスプロ電工(6749)は10月10日に660円の上場来安値を付けた後、1月5日に897円まで戻した。同社株は昨年5月以来800円台後半から昨年7月高値925円までが頑強な上値ネックラインとなっている。15日に826円下げた後、200日線を回復した。11年7月の地上デジタル放送(地デジ)への完全移行まで後2年半となった。しかし、地デジの世帯普及率は5割弱にとどまる。共同受信施設の改修工事も遅れている。政府は対策予算を09年度には前年度比10倍増の総額600億円投入する予定という。テレビを買い換えるだけではなく、アンテナや周辺部品を取り替える必要がある。足元、同社業績は住宅着工の悪化を背景に厳しい。が、国の地デジ対策予算が本格化する来10年3月期から地デジ対策需要を背景に収益は拡大すると見られる。ここから注目したい。

◆パスコ(9232)が17円高の153円と買われた。チャート好転に注目したい。同社筆頭株主はセコム(9735)で70%に迫る持ち株比率だ。創業来、国や地方自治体などへの空間情報を提供してきたが、資源国など海外での地図作成案件が増えている。地理情報提供では、マイクロソフト、グーグルとの提携具体化の方向という。昨年10月につけた95円の数十年ぶり安値を大底に11月安値97円を二番底とするW底を形成。200日移動平均線超えからの新たな、上昇基調入りを夢見る格好となっている。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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