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2010/08/26

◆毎週ひとりで8キロから10キロのスイカ1個まるごと食べてきた。が、6週間で終ってしまった。極暑の夏ゆえか、先週の日曜日には仕入れが困難になったとして、スーパーの半値以下で売る日曜特売が無くなってしまったのだ。筆者はスイカや野菜ではあるが果物のように食べるトマト大好き人間だ。が、妻は、桃、ブドウ派。スイカ、トマトを目の前においても手を出さないから、筆者は、スイカ丸ごと1個を1週間かけて食べ続けることが出来る。そして、6週間それを繰り返してもおいしくてまた手が出てしまうといのだから・・、妻があきれるのは無理もない。が、それだけ、貧しい山村時代を楽しませてくれたスイカにはやはり愛着があるということだ。

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◆さて、日経平均は前日比61円高の8906円と5日ぶりに反発し、TOPIXも5日ぶりに反発に転じた。25日の海外市場で、円は介入警戒から対ドルで24日につけた15年ぶり高値から反落し全主要通貨に対して下げた。また、NYダウは100ドル超の下げから5日ぶりの反発に切り返した。この流れに東京市場でも、円が対ドルで小反落し、対ユーロで小幅続落したことから、前日に年初来安値更新ラッシュとなった輸出関連セクターをはじめとし、買い戻しやリバウンド狙いの買いが優勢となった。

◆しかし、NYダウは反発したものの、悪化する経済指標には目をつむり、ただ、割安感が強いといって買っている感がある。そして、直近の急落にたいする自律反発をとりにいく動きを越えないとみている。確かに、米国では景気後退懸念に対し金融を緩めており、余剰資金が各市場に出回っている。とはいえ、相次ぐ悪化した経済指標発表をいいとこ取りしていくマーケットを、どこまで、強気でいていいのかははっきりしない。相次ぎ発表される経済指標を精査する必要がありそうだ。■25日に発表された7月の米新築住宅販売件数は前月比12%減の年換算で27.6万戸と集計を始めた1963年以来、過去最低を記録した。しかし、住宅建設株は上げた。アナリストの「販売減は最悪期を抜けた」との見方が買いを誘ったという。もっとも、業績が悪化した、経済指標が悪化したといっても、市場には「悪材料出尽くし」という重宝な言葉がある。また通常は、株価はいつまでも下げ続けるわけでなく、下げすぎと見た買いでリバウンドする局面がある。相場観が分かれて初めて売り買いが成立する。大事なのは、その方向性であり、トレンドだ。

◆当欄は、その意味で、中・長期移動平均線に沿った上昇銘柄を「買い」注目したいのだ。直近で厳しいのは世界各市場が「下げ」の局面が続いており、どういう条件で、どんな格好で、どのセクターが最大効果を上げる可能性が高いのか見えにくくなっていること。■近頃、紹介が多いのは内需組。追加したいのは、あみやき亭(2753)、同名の焼肉店などを直営展開する。有利子負債ゼロで、業績は前3月期から好転。連結2期目となる今期は2ケタ成長予想で、PER15倍台に葉割安感がある。4月年初来高値29.38万円から調整に入り、下から52週線が接近しており、リバウンド狙いで買い場を探したい。●また、牛丼業界で勝ち組になってきたゼンショー(7550)は26週線に下支えされ上値をうかがい始めた。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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