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2014/10/29

◆日経平均株価は前日比224円高の1万5553円91銭と急反発し8日以来3週間ぶり高値となった。そして、9月25日年初来高値から10月17日安値まで下げた55%を回復(半値戻り)。日足、週足移動平均線も短期線から長期線まで全てを上回って終了したことで「第1の回復」、9月下旬以降の「急落の壁」を抜け出す準備ができたといえる。 28日の海外市場では英独株が3日ぶりに反発、米国では消費関連指数が好調だったうえエボラ熱への懸念が後退したことからNYダウが4連騰して1万7000ドル台を回復、4週間ぶり高値を付けた。東京外為市場では日・米株高を受け円が反落して推移し、朝方から幅広く買いが先行。前日までのジリ高基調から週末にも週足ベースの全移動平均線を上回ることになれば、テクニカル面では「第2の回復」GOサインが点灯することになる。前週の世界同時株高は、世界景気懸念から市場を壊す格好で売り込んできたヘッジファンドが買い戻す「アンワインド」との指摘があった。撃たれ放しのマーケットだったが極端な上げ下げではない相場が期待できる水準まで回復してきた。

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◆業種別株価指数は全33業種が上昇した。2日ぶりで直近8日間では(月間でも)4度目ときわめて高頻度となっており、全業種値下がりも今月4度あるが9日〜21日の7営業日に集中と明暗が一方に傾きすぎるくらい鮮明な表れ方となったきた。IMF(国際通貨基金)が世界経済見通しの下方修正を発表したのが10月8日で、先進国では日本の下方修正が最大だったことがきっかけだが、上記のヘッジファンドの動きと重なる格好だ。今後も世界経済の好悪材料の規模によりヘッジファンドの動きで内外各種市場は上げ下げを繰り返し、各国市場のうちバランスが崩れた市場にその水準に似合った攻撃が続きそうだ。世界経済が巡航速度で推移していくと確認される統計が各地から伝わってくるまでまだ時間はかかりそうだ。●この日の市場活況から先行き期待の買いが流入した証券・商品先物が3.36%高で値上がり率トップとなり、2位鉄鋼3.30%、3位はNY原油先物が1バレル=80ドルの底這い圏から浮上?との思惑から鉱業が2.58%高で続き、4位は石油・石炭、5位金属製、6位には卸売、7位非鉄金属、8位海運2.21%高と素材・資源関連が並んだ。一方、値上がり下位には化学0.33%、医薬品、ガス・電気、陸運、水産・農林業、食料品と内需関連セクターが続いた。また、個別好業績、増減額修正発表銘柄が明暗分ける流れは変わらない。ただ、上記に記したテクニカル面からはいったん、上値を探る展開か。流れが変わったとなれば、当欄期待の内需関連株群や、リニア中央新幹線関連の飛島建(1805)など関連銘柄は調整期間入り(チャンスつくりとなる)?。●中長期銘柄のフォトクリエイト(6075)は1200〜1400円台の底練りから上値を窺う格好が見えてくるまでウォッチングを続けよう。第1四半期決算発表は11月10日の週の予定。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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