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2010/08/05

◆日経平均は164円高の9653円と急反発し、TOPIXも反発した。TOPIX業種別株価指数は全33業種そろって上昇した。これは、7月14日以来15営業日ぶりのことだ。前日とは逆に、4日の米国景気指標が市場予想を上回り、円が対ドル、ユーロで一転円高修正に転じたことで、前日に売り込まれた輸出・景気敏感セクターが急反騰した。加えて、業績好調銘柄に対するアナリストの投資判断・目標株価引き上げが相次いでいること、さらに、都心のオフィス空室率が2年半ぶりに低下したとの発表を受け不動産株が大幅高したことから、リバウンド狙いの買いや買い戻しなどが広がった。

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◆当欄3日付けで記したように、日経平均はまず7月戻り高値9807円を突破してはじめて上昇相場への第一歩を踏み出したことになる。そして、きょう現在1万245円にある200日移動平均線並びに6月戻り高値1万251円をクリアしてようやく、4月のリーマンショック後高値に向けた反騰相場が本格化。相場らしい相場が始まることになる。その時まで、引き続き、米国景気動向と米国株式市場動向、そして、円相場が、日本株の最大変動要因となることに変わりはなく、中長期上昇基調にある業績好調銘柄に期待することも変わりない。

◆7月28日号では、「52週線が下値サポートラインとなり、きょう上放れたソフトバンク(9984)やスクリン(7735)、タクトホーム(8915)、メッセージ(2400)、マクドナルド(2702)、戸田工(4100)」などを取り上げている。どれも引き続きウォッチングしていきたい。●マクドナルドは6月に付けた年初来高値2099円からの調整が続いている。しかし、26週線を割り込んで3週目となるが、1877円の52週線が下に控えている。同社が4日に発表した10年12月期上期決算は先に会社側が増額修正済みだったが、営業利益は前年同期比51.8%増の146億円と好調で、期初計画を18億円上回った。そして、同時に発表した7月度の既存店売上高は前年同期比9.8%増と好調だった。チキンの新商品効果と猛暑効果が主因と見られるが、「不採算店の閉店と直営店のフランチャイズチェーン(FC)店移行を継続中で、売上減は続くが、採算は向上しており、勢いを回復しつつあるここから徐々に増益ピッチが上がっていき、収益に寄与していくとみる。08年の短期急騰場面でつけた因縁の高値2170円突破に向けた相場に期待したい。●2日付けで記したナブテスコ(6268)は08年10月リーマンショック時の安値432円を基点に26週線沿いの上昇基調にあり、1400円台の高値ゾーン突破への期待感が強まっている。7月30日発表の上期決算は大幅増益で着地し、通期予想を倍増益超に増額修正した。あわてず、移動平均線を見つめながら拾っていきたい。とはいえ、足元、積極的に上値を追っていく相場ではないであろう。200日線や6月戻り高値を更新するまでは、「噴き値売り」、「戻り売り」、「利食い千人力」で臨むべきとのみかたは変えていない。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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