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2015/11/04

◆日経平均株価は2日終値比243円67銭(1.30%)高の1万8926円67銭と反発した。この日、日本郵政(6178)と傘下のゆうちょ銀行(7181)、かんぽ生命保険(7182)の3社が東証1部市場への株式同時上場を果たした。小泉政権時代、竹中平蔵・元郵政民営化担当相が早期の民営化、上場にむけ動いたが、民主党への政権交代もあって遅れてきょうの新規公開となった。ただ、郵政3銘柄に買いエネルギーが飲み込まれた?格好で日経平均は安値引けとなった。
 ●日本郵政の初値は1631円。売出価格を231円(17%)上回り、公開価格の1400円に対し17%高となった。高値1775円、安値1596円、終値は1760円と上々の発進となった。出来高は1億6845.13万株、売買代金は2780.97億円だった。

 ●かんぽ生命の初値は公開価格2200円に対し33%高の2929円、終値は3430円ストップ高となり、なおストップ高買い気配で37.57万株の買い注文を残しサプライズのスタートとなった。もともと、株数が少なかったこともあって、買いが殺到した格好となったようだ。
 ●ゆうちょ銀は同1450円に対し16%高の1680円始動となり、終値は1671円だった。市場では、3社合計の資金吸収額は公開価格ベースで約1兆4400億円だったという。

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◆当欄銘柄では直近で記している星野Rリート(3287)が8.9万円(6.7%)安の123.5万円と大幅反落した。朝方から売りが先行し、12万円安の120.4万円寄り付きスタートとショッキングな始動となった。2日付けで、去る10月8日に発表した「国内不動産の取得及び貸借」案件が完了したと発表した。取得資産は分類「リゾナーレ」ブランドでは熱海1件37.5億円で取得し、主力の「界」ブランドでは星野リゾートから1件鬼怒川を30.8億円で、その他にANAHD(9202)の「ANAクラウンプラザホテル」の内、広島など4件を計360億円で取得し総計428.3億円の物件取得となった。取得完了に伴い取得資産の貸借を開始しており事業展開は一段と活気付くことになる。ただ、利益確定売りが一気に走った格好となった。

◆またまたのジェイテクト(6473)だが、前週末30日は引けにかけ失速し一服したものの、同日引け後に今期営業利益予想を増額修正した。2日は小反落となったが、この日は急反騰に転じた。発表された今期営業利益は前期比10.6%増の82億円と8期ぶり最高益更新予想だったことから勢いを取り戻した?200万株超の商いとなり、7月以来の2200円台回復にあと20円強と迫った。テクニカル面では、先々週に短期〜長期線とも週足移動平均線を回復しており、前週10月30日に今期営業利益予想を増額修正した。は前期比10.6%増の82億円と8期ぶり最高益更新予想にある。

 6月2480円高値から9月に2度の1600円割れを経ての500円強の強い戻りとなっている。短期から中・長期移動平均線全て回復してきたここは、テクニカル面でも、なお、今年6月高値2480円挑戦、そして、06年4月最高値2615円挑戦に向け、引き続き、下値サポートライン上に下げる場面ほか、押し目を拾っていきたい。

 ●ダイキン(6367)は筆者証券時代晩期に会社訪問した企業だが、この日、大幅反発。3日付日経新聞が「2015年4〜9月期連結営業利益は前年同期比10%増の1250億円程度となったもよう。ほぼ期初計画通りで、4〜9月期として3年連続で過去最高を更新した」と報じたことが買い材料視されたもの。一時8000円台回復場面があった。
 大和証券では今週のレポートで「今16年3月期営業利益予想は前期比13%増の2150億円と会社予想2120億円をわずかに上回り、過去最高利益の更新を続ける」と指摘。収益力強化策が奏功しており改善が継続するとし、16/3、17/3、18/3月期と15年3月期から売上高営業利益率10.0%を超える見通しだ。中国への過度な懸念は不要と見る」と指摘するなど好業績銘柄として紹介したことも後押したようだ。まだ、中長期移動平均線は回復していない。突っ込みを待って「買い」としたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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