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2010/03/03

◆日経平均は前日比31円高の1万253円4日続伸。2日の海外市場で、ギリシャ政府の財政赤字縮小に向けた追加措置への期待感からユーロが対ドルで上昇。米国債、欧米株式、NY金・原油先物などが上昇した。東京外為市場では円が対ドルで上げたものの、対ユーロで下落した。2月の米自動車販売台数の減少幅が1ケタ台とリコール騒動のなかで落ち込み幅が限定的だったトヨタ(7203)が上昇し輸送用機器株が伸張。業績好調見通しが報じられた旭硝子(5201)などガラス土石や1月の輸出量が増加した鉄鋼株も値上がり上位となった。ただ、日経平均の4日続伸は今年初めてのことだが、指数採用銘柄の半数以上が下げた。2月度既存店がわずかながらプラスを回復したファーストリテイリング(9983)とトヨタの上げが日経平均を押し上げたといえる。そして、もみ合いが続いていた大型株が薄商いのなか上昇する一方、新興3市場指数は8日ぶりにそろって下落・・と直近とは違った景色が見えた。もっとも、あすも同じ景色となるかは不明・・。ただ、3日に米2月ADP雇用統計、5日には2月米雇用統計の発表と続いていることから、東京市場が世界の先頭を切って上値を積極的に買い上がるには至らなかった。

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◆日本調剤(3341)がほぼ7カ月ぶりに昨年来高値を更新した。少々スピード違反的な上げで、一休みが欲しい。が、高値更新のここは行くところまで行ってみるべきか。国が医療費削減に向けた政策を推進しており、介護関連セクターと同様に、ジェネリック薬関連株の物色人気は続くとみている。2月の中医協で、4月の診療報酬改定についての改定案の答申があり、ジェネリック薬の使用促進策で調剤薬局へのインセンティブが増額され、ジェネリック薬を積極的に使用する大手調剤薬局には朗報となる。特に、同社は調剤薬局大手であるうえ、11年度にはつくば市に建設中のジェネリック薬製造工場が稼働する。将来の株価位置は大きく変わると当欄では強気で見ているが・・。

◆任天堂(7974)は、2万6000円台の株価水準で今週末を迎えれば、52週線を1000円以上上回り、1月とは違い余裕をもっての52週線超えとなる。同社株は07年11月に上場来高値7万3200円をつけた後、長期にわたり下落。昨年12月に2万140円まで下げてようやく反転してきたもの。長期低落後の初の本格長期線超えのここからウォッチングを開始。ロスカット価格設定後の打診買いは「可」とみる。ただし、当面は、あくまで、リバウンド狙いとしたい。

◆先に、病院給食事業最大手で福祉施設向けも手掛けている日清医療食(4315)を紹介した。介護・福祉向けの給食事業が好調に推移し、汚染米事件の後遺症は消え、今3月期は業績復元回復予想。来期は診療報酬改定がリスクだが、M&A計画などが予想されそこそこ増益を予想している。1日に200日線を割り込むもきのうきょうとプラスかい離を回復。週足ベースでは昨年11月に下値をサポートした52週線が3月以降もサポートするかどうかがポイントとなる。が、ここから再度ウォッチングを開始したい。ちなみに、01年の株式上場来株価は長期低迷。08年10月に902円の上場来安値を付けて、上昇転換。昨年8月に月足べースの移動平均線を6カ月、12ヶ月、24カ月線ともクリアし、ここまで、月足移動平均線が相場を下支えしてきた。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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