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2010/03/12

◆3月第2週末、日経平均は前日比86円高の1万751円と続伸した。先物・オプションのSQ算出日とあって、出来高・売買代金は膨れあがった。買いを誘ったのは、内外とも景気回復の持続期待が高まりつつあるなか、海外市況の強さに、追加金融緩和期待、1ドル=90円央への円安が後押し、輸出関連株、内需株を中心に幅広く買われた。日経平均終値は、前週末終値比で383円、3.69%の上昇だ。今週は5日間とも日中値幅は100円に満たず、上がった地点で足踏みもしくは足固めをし、翌日もまたそれを繰り返して1週間が終ったという感じ・・。東証1部時価総額は2兆453億円増の313兆3505億円まで拡大してきた。市場筋推計による「外資系証券朝寄り付き前の成行き注文状況」では、今週8日〜12日通算で、買い1億580万株に対し売りは6650万株にとどまり、差し引き3930万株の買い越しだった!

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◆出来高上位ベスト10に、1位は6日連続でみずほFG(8411)となったのは三菱UFJ(8306)、三井住友FG(8316)よりも手ごろで最低金額2万円で買えることが背景であろう。三菱、三井住友は自己資本強化を目的とした公募増資による資金調達をとりあえず実施しているのに対し、みずほはこれから実施するという需給のハンデがある。もちろん、UFJ、三井住友もさらなる自己資本比率引き上げが求められており、みずほの公募実施は急ぐ必要がある。ただ、チャートは昨年11月安値をボトムに、今年1月高値をトップとした三角保ち合いを形成しており、日経平均の上昇にあわせた人気場面はあるかもしれないが、さて・・。●一方、出来高6位となったクラリオン(6796)は2期連続で四半期経常損益が黒字転換したことを背景に昨年11月安値73円から今週高値194円まで一本調子の上げ。貸借倍率0.77倍で2300万株を超える信用売りが、思惑買いを誘っている。これは、下落途上で信用買い残株数が膨らみ過ぎて身動きができなくなってしまった東芝(6502)のチャートとは大違い。といって、いまさら、クラリオンでもあるまいが。

◆当欄は、ようやく軟調相場からじわり上値をのぞいてみようか、といった感じが出てきたセルフうどん「丸亀製麺」店チェーン展開のトリドール(3397)の75日線、52週線からの上放れをぼちぼち攻め始めたいと思っている。●また、栄研化(4549)もきょうようやく75日線にタッチする場面があった。まだまだ、上値に重しがのしかかった格好のチャートであわてることはないが、出来高が増えつつじり高基調となれば、あわてよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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