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2006/04/05

◆5日のアジア市場では、香港、台湾市場が休場だったが、高値更新後利益確定売りに押され続落に転じた日本市場を除き全市場が上げた!東京市場でも、日本あるいは業界を代表する銘柄を集めたTOPIX「コア30」やTOPIX100指数は上昇した。出遅れ機関投資家が買ったとの見方もあるが、自動車ならトヨタ自(7203)、ホンダ(7267)が1ドル116円台への円高場面ながら上場来高値を更新し、日産自(7201)が高い。電機株なら松下(6752)がITバブル終焉期の01年1月以来の高値をつけ、薬品では武田(4502)、アステラス薬(4503)が上げ、銀行では三菱UFJ(8306)がきょうも上場来高値を更新しみずほFG(8411)が初の100万円台乗せを達成し、JR東日本(9020)が上場来高値を更新した・・。TOPIXは92年以来の上値関門1757ポイントを3日連続で上抜く場面があった。もっとも、終値では2000年2月7日の1754ポイントを上抜いていないテクニカル面での抜け切れない弱みをきょうも残したが。

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◆市況関連株である鉄鋼関連株が崩れた。本欄市場体温計であり、目先要注意局面だとした新日鉄(5401)が、一時12円安の441円まで下落。きのう本欄で指摘した444円と450円の間に開いていたいわゆる「窓」をあっさり埋めてしまった。2月27日から3月いっぱい460円を挟んで小幅なもみあいを続けてきたが、4日続落で嫌な雰囲気が漂い始めた。ここからの動向は要注目だ。テクニカル面をみると、(1)「窓」を埋めたことで3月1日に付けた91年5月以来の高値479円からの調整は終了した。(2)日足では75日移動平均線を少々割り込んでも下値が切りあがるパターンを継続していれば今年1月、2月がそうだったように上昇基調は崩れない、(3)1月、2月は26週線が下値をサポートした。きょう現在427円にある26週線が今後の下値サポートラインとなる、(4)米国では移動平均線で本当に信頼しているのは200日線のみ。その200日線はきょう現在380円にある。長期的な上昇トレンドは不変、(5)昨年9月下旬から5カ月間もの400〜450円台往来相場を経て、3月初めにやっと479円まで買われ5カ月のもみあいを上放れたばかりだ。このままズルズル下値を確かめる相場に転じるパターンは普通考えられない・・などとの指摘ができよう。まして、先行き、平均株価1万8000円台、そして、2万円時代が想定される長期上昇相場にあるのだから!引き続き、「買い場探し」との見方でここから注目していこう。

◆イノテック(9880・JQ)が連日の活況相場で1370円まで買われ、昨年大納会の高値1399円に急接近する場面があった。2年半で株価7倍化を達成した新興プランテック(6379・2)並み大相場への発展に期待したい。◎本欄注目株で2月高値後は調整が続いていた岡谷鋼機(7485・名)がきょう、引けは全般安に引きずられたが、一時2000円までつける場面があった。トヨタ自保有株式数629万株をはじめとする1億株近い保有株式の含み益が膨らんでいる。26週移動平均線が下支えした上昇基調は続く。再度の2000円台突入から追撃買いしたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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