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2011/01/06

◆日経平均は前日比148円高の1万529円と急反発した。1万5000円台回復は2010年5月14日以来8カ月ぶりのことだ。NYダウが既に、08年9月第1週、リーマン・ショック直前の肩の水準まで戻しているのとは大違い。随分と鈍い戻りではある。ちなみに、08年9月第1週の日経平均高値は1万2940円であり、まだ、ここから、2400円強、22.9%上の水準だ。それでも、年明け3日の日経平均星取表は2勝1敗と、3連勝スタートとはならなかったものの、最悪の3連敗はなく、そこそこいい出だしといえる。明日1日が残っているが週足も陽線を引きそうだ。今年の相場を予想する場合、年明け3日続落、3週連続陰線を描く最悪見通しは避けられそうだ。

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◆TOPIX業種別株価指数は全33業種が揃って上昇したが、昨年12月29日に続くわずか4営業日ぶりの全業種上昇だ。出来高も24億株弱とSQを除き昨年11月18日以来の高水準で、しっかりと上値を追うことが出来るボリュームだ。もっとも、自力走行ではなく、米国から追い風が吹いたことが主因だが。7日の米雇用統計の発表を控え、5日に先行して発表されたADP集計調査による民間部門の昨年12月雇用者数が、市場予想の10万人増を大幅に上回る前月比29.7万人増だったことや、12月ISM非製造業景況指数が同製造業景況感指数に続いて上昇したことから米国景気への楽観論が広がった。そして、NYダウが4日続伸。長期金利は上昇し、ドルは対円で83円台へと3日続伸した。この流れを受け、東京株式市場では内外投資家の買いが先行した。円は1ドル=83円台前半に1円以上大幅反落した。輸出関連セクターは上げ幅を拡大し、金融、資源関連セクターへと物色人気は広がった。前日は小型株の上昇が目立ったが、きょうは大型株が上昇率トップとなり、中型株、小型株の順となった。回転が利き始めたか?

◆当欄期待の銘柄でも、戸田工(4100)、日化薬(4272)、愛知鋼(5482)、ナブテスコ(6268)、浜松ホトニクス(6965)、スクリーン(7735)などが昨年来高値を更新した。しかし、マクドナルド(2702)は12月上旬高値後の調整が続いており、日本調剤(3341)、サイバーA(4751)、さくらネット(3778)も調整色の強い相場が続いている。もっとも、中長期チャートが壊れない限り、いずれも、ウォッチングを続けていくことは言うまでもない。●この日、日化薬は800円台後半にあった昨年10月以来の上値ネックラインを突破した。900円台乗せした場合、「ロスカット価格を設定した上で買い」としたい。ただし、当面の上値目標は900円台後半から1000円とび台レベルと控えめ。

◆また、かつて原子力発電関連株として注目したなかで、03年からの長期下値切り上げチャートが続いているのは東芝プラシス(1983)だが、09年8月に付けたほぼ16年ぶり高値1319円をトップに、上値、下値とも短期的な下落基調になっており、当面は、「押し目買い」銘柄から外し、「様子見」継続に変更した。●日本調剤(3341)は年末急騰後は調整色を強めている、しかし、52週線沿いの上昇基調を保っている限り、買い場を求めてウォッチングを継続しよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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