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2007/05/09

◆きょう頑張ったのは、海運セクターが一番。TOPIX業種別株価指数33中、値上がり率5.84%でトップとなったのだから、当然ではあるが、郵船(9101)、川崎船(9107)の2社が前引け後に発表した今08年3月期業績予想にサプライズがあり、川崎船が2日ぶりに上場来高値を更新し、郵船は3日連続で90年2月以来の高値を記録した。川崎船は今期経常利益を前期比49%増の950億円を計画し、郵船は12%増の1300億円見通しだ。既に、連休直前に発表した商船三井(9104)は10%増の2000億円、しかも、郵船の前期が23%減益、川崎船が28%減益でいずれも2期連続減益だったのに対し商船三井は前期3%増益で4期連続最高益更新した。そして、商船三井はこの日の日本経済新聞朝刊で「陸上施設を使わずにガス供給が可能な液化天然ガス(LNG)用新型輸送船を実用化する」と報じられことも手掛り材料となった。「世界景気の堅調→ものの往来→新造船の増加→鋼材需要の増加」という、プラスの輪が膨らみを増し続けていることから、関連セクターや銘柄が交互に買われる好展開が続いているのだ。●本欄が現在唯一の市場体温計としている新日鉄(5401)がしたたかな相場展開を続け、3月高値900円にあと20円と切り返してきた基本はそこにある。幅広い関連株人気の輪は当面消えそうにない。●当然、新和海(9110)をはじめとした新日鉄群団の強い相場が続く。●船底塗料トップの中国塗料(4617)が4月25日の直近安値1010円から前日1日の反落を挟みきょう、91年12月の上場来高値1270円にあと10円と迫る1260円で終ったのもそうだ。あす10日13時台に発表される決算に期待しつつ、引き続き注目したい。

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◆本欄7日号の後半に紹介している銘柄群に引き続き期待し、注目していきたい。前日下段紹介銘柄は、きょう一息ついた近畿車(7122)、きょうで10連勝となった日精線(5659)とも引き続き積極買いで対応したい。●きょうで2月以来3度目の700円台回復となった日精線の場合は、「三角合併解禁に絡み、親会社でホンダなど自動車大手に出資要請をした大同特殊鋼(5471)」のもと、同系列の大同ステンレスを吸収合併することが刺激要因だが、「細かな値動きを繰り返しつつゆっくりではあるが着実に上値を追う」値動きを見る限り、目先資金とは無縁の「したたかな買い」が入っているように思うのは筆者だけでなさそうだ。決算は週明け15日前後だが、前期までの連続2ケタ成長継続となれば、短期資金が流入しよう。

◆先に、「一眼レフカメラトとともに成長した団塊の世代が定年、リタイアする時代になった。小さな従来コンパクトデジカメに飽き足らず、求めるのは、やはり手になじんだデジタル一眼レフカメラだ。当分、デジタル一眼及び交換レンズの好調は続く。つれて、利益率の高い自社製交換レンズが伸びるのは当然であろう。きょう切り返したタムロン(7740)の二段上げに期待。●売上高に対する原発比率が7割と国内断然トップは、岡野バルブ(6492)。直近急騰後、一息ついているが、750円前後の押し目があれば拾いたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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