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2012/04/18

◆17日の欧州市場は、懸念されたスペインの10年国債入札で応札が前回を上回り利回りが低下したことから「欧州債務懸念が和らいだ」、独4月ZEW景況感指数は改善し、米国では3月鉱工業生産が予想を下回ったものの、好調な企業決算の発表がカバー・・。欧州株が大幅続伸し、米国株も続伸。円が対ドル、ユーロで下げたことも追い風となり、日経平均は大幅反発。202円高は今年2番目の上げ幅に。もっとも、前場は9600円台前半で30円にも満たない小動きで終始。後場に入り、中国株が上げ幅を拡大し他のアジア市場が上値追いの展開となったことで、重い腰を上げて引けにかけ上げ幅を拡大していった。

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◆それでも、出来高は16億株台と直近の最低レベルからそれほど増えているわけではない。そして、17日にNYダウは10日ぶりに短期相場をうかがう時に利用する25日移動平均線を回復した。が、日経平均はきょう現在9882円にある25日線(9882)を回復できていない。この差が、先行きどう変化するのか?欧州債務問題に絡む5月にかけてのギリシヤ、フランス選挙動向、米国から始まった1−3月期決算の発表状況が注目点となる。東京でも、3月期決算発表シーズンがスターとする。

◆この日、業種別株価指数で、値上がり率上位となったのは金融・不動産関連と国際商品市況関連の素材・資源エネルギー関連、その後、輸出関連が続いた。一方、ガス・電気が唯一値下がりしたが、値上がり利率下位には内需関連セクターがずらりと並んだ。スペイン、ポルトガルなどの債務問題はなお市場の足を引っ張るであろう。が、市場の関心がぶり返すまでは、売り方の買い戻しなどが優勢となる短期的状況となるか・・。

◆当欄のハイテク、輸出関連注目株は今も、浜松ホトニクス(6965)であり、検体検査用機器で世界大手のシスメックス(6869)、LTE関連などで収益拡大が続くアンリツ(6754)、精密制御機器のナブテスコ(6268)・・などだが、やはり、内需関連も同時にウォッチングを継続していこう。

◆一方、この日、マクドナルド(2702)は2313円の05年6月以来の高値を付けたが、珍しいことに2200円台は半月前後で通過しただけに、景気敏感株人気が主流となった場合は、様子見気分の相場が予想される。が、会社全体が方向チェンジを続けつつ業績拡大を続けるここは、2300円台記念売りはともかく、チャートが魅力的な間は持ち株継続としたい。●「丸亀製麺」のトリドール(3397)は上場翌月の06年3月に1199円の上場来高値、09年9月戻り高値が1070円。きょうは1074円と06年以来の高値までみた。1000円トビでは利益確定売りや戻り待ちの売りがなお重しとなろうが、●先に、再注目として久々紹介のメッセージ(2400)ともども引き続きチェックを続けよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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