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2012/12/19

◆出来高は前日比さらに6億株超増え40億株を超えた!あの東日本大震災があった直後、昨年3月17日以来の大商いだ。11月14日までは15億株に満たない日が続き、日経平均株価は6月から5カ月連続で9000円を挟んだもみあいで終始していた。しかし、11月16日に衆議院が解散し、総選挙となったことから、自民党への政権交代期待、安倍普三自民党総裁のデフレ脱却に向けた金融緩和に絡む発言、大型補正などによる景気好転期待が後押しし、上値を追ってきた。新たな大型公共工事はともかく、高度成長期時代に建設してきたインフラの増強工事は不可欠となり、円安=輸出関連株買いにとどまっていた市場の流れは、選挙の結果、政権が交代するとともに、大型補正にからむセクター物色に広がった。中央高速道の悲惨なトンネル事故発生も手伝って、公共投資関連株にも物色人気が広がった。かつてのような、湯水のように大型公共工事に注ぎ込むといった予算の余裕はない。が、それでも、道路・土木関連セクターには追い風となる。■この日の出来高がいつまでも続くことは無く、日経平均株価は3月27日の年初来高値1万255円にあと95円を残すばかり。6月前半から11月中旬にかけて4度の高波(高値)を見た後、一気にこれらをクリアしてきた流れは、次の相場悪化場面の下値は4度の高値圏であった9200円前後となる。ただ、ここからも、ヘッジファンドを中心とした海外勢の動きが、東京株式市場を決定する可能性が高い。上値をいたずらに追うことなく、高騰場面では利益確定売りをきちんとしていきたい。

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◆当欄の内需関連株は消費関連などを中心に調整色を強めている。が、中・長期線割れをしていない限り、下値は拾いたい。●コンクリ補修業トップのショーボンド(1414)はこの日3100円のHD化後最高値を付けた。それでも今期予想PERは18倍と高くはなく、ここからの同社の事業環境のプレミア分を考慮すれば、やはり、長期線に接近する「突っ込み場面は買い」であろう。●道路舗装トップのNIPPO(1881)は1170円の年初来高値を付け、1997年1月以来ほぼ16年ぶり高値となった!全般軟調展開時には下げも急となろう。が、概ね、4ケタ台でとどまることが出来れば、新年相場への期待は高まろう。■また、当欄注目の大塚HD(4578)は下値サポートラインとなってきた200日線にタッチする展開となってきた。頑強な上値ネックラインは2500円処だ。200日線割れがなく、2500円水準をクリアするか?それとも、200日線を割り込み、下落基調に転じてしまうか?が、新年のポイント。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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