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2015/04/20

◆20日付け日経電子版によれば、上場企業保有の自社株式価値が膨らんでおり、3月期末では前年同期比4割増の約20兆円と大幅に拡大し過去最高となったという。稼いだ利益を株主還元策として自社株買いを実施する企業が増えことが背景だ。取得した自社株は消却やM&A(合併・買収)、従業員報酬などに活用され、株高を起点とした資金が有効に巡り始めている、と指摘。3月末時点では上場企業全体の保有自社株の時価総額は前年同期比約5兆円増の約19.5兆円と大幅増となったという。なかでもトヨタ(7203)はこの日、約2.3兆円、ファナック(6954)は1.1兆円強の保有額!だった。そのトヨタは続落。一時、8175円まで下げ、1日安値を割り込み3月24日最高値8783円以降の安値に下げてきた。また、ファナックは3月19日最高値2万8035円に対し同月30日安値を下回る2万5565円と下げ、チャート上の日足「窓」となった2万3890円〜2万5415円を埋めに行く格好となっている。 日経平均が10日取引時間中に04年4月以来の2万台乗せを果たしたとあって、一気に上値を追うのはむしろ、後の反落シーンが厳しくなることに通じる。短期的には「高値しぐれの展開」となっても不思議はない。トレンドは「強い」、2000年4月のITバブル期高値2万833円の奪回から、バブル崩壊後高値である1996年6月高値2万2666円を意識した相場への挑戦を期待してもよさそうだ!?もっとも、世界の機関車となっている米国景気動向次第となるという、言葉を付け加える必要があるが!■上記、額資金が新たな戦略投資先として如何に活用されていくかが、各企業の長期戦略の上で注目されるだけでなく、株価面でも注目されることになる。上記2社株をはじめ全般利益確定売りが優勢の展開となっても、この日も、後場前半にかけ1.97万円と上げに転じる場面があった後は再び、利益確定売りに押された。が、トヨタでは短期的には13週線(8158円)、中期26週線(7754円)、ファナックは短期線(2万4355円)、中期線(2万2203円)前後があっても不思議はない。

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◆当欄注目銘柄では、星野リート(3287)も一時143.8万円を付けるなど13日最高値後は10万円弱下げるなど5日続落となった。3月安値から1ヵ月で25.9万円、20%強上昇したとあって、1月に付けた当時の最高値138.5万円水準を覗きに行くテクニカルな調整場面があっても不思議はない。当欄ではむしろ、中期線(128.6万円)へと中期的な調整相場を願っているのだが・・・。さてどうか?また、●ジェイテクト(6473)は昨年10月安値、12月高値の07年秋以来の高値圏でペナント型チャートチャートを形成中。長期線52週線は1790円手前と迫っている。全般相場次第では、長期線割れ場面もあろう。実質PER割安感も乏しく、全般相場崩れ場面でも超長期線である24ヵ月線1620円前後が下値メドとなりなお、ここからの相場ウォッチングを継続!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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