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2010/10/27

◆2週間前はワイシャツにチョッキ姿でよかったソウルの気温はマイナスになると朝のテレビは伝えていた。東京でも今夜は冷え込むからコートを着て行きなさいと、妻にいわれて、今年初めてコートを着た。さすがに、電車の中でコートを着た人は見かけなかったが、週明けはもう11月だ。猛暑といわれた今年も、冬仕度が必要な季節を迎えたのだ。「12月に(一緒にスキー教室で初級者コースにはいり練習した、今はシドニー在の)姪っ子が東京にやってくるとの電話が入ったと妻。スキーにはもう何年行ってない?老いて始めたスキーだから、ゲレンデに出ても体はスキーを覚えてはいないだろうな。1カ月の休暇のうち1週間くらい日本に立ち寄るといっているようだが、ソウルで遊んだばかりの筆者が時間をひねりだすのは難しい。まだ学生のソウルの姪っ子は筆者を交えた婚約式を先にしたというのに、20代後半の女弁護士さんはまだ結婚が見えていないようだと妻。頑固で無口かつコンピュータ技師として韓、豪IBMでたたき上げた妻の長兄に姪っ子がOKをもらうことが出来る男がいる?と妻はいう。東京に来たら早速そのへんのことを聞いてみたいものだ・・。

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◆さて、日経平均は前日比9円高の9387円と3日ぶりに小反発した。が、TOPIXはわずかに3日続落。26日の米国市場では、「金融緩和観測からインフレ期待が高まる」といい、ドルが対ユーロで上昇。対円では前の日の15年ぶり安値から81円台央に上昇。そして、NYダウは小幅ながら続伸した。一方、アジア株はそろって下げ、日経平均も後場に下げに転じる場面もあった。ただ、円が対ドルで軟調展開となったことから自動車、機械、電気機器など輸出関連株が牽引し小幅高に持ち込んだ。しかし、金融セクターは、前日に続き市場の膠着状況が続いていることが嫌気され、証券・商品先物はTOPIX業種別株価指数で連日値下がり率1位となり、銀行株は連日で30行を超える年初来安値を更新と厳しい状況が続いている。様子見気分が強まるのは当然ではある。

◆ファナック(6954)が3日ぶりに反発した。前場取引時間中に発表した今2011年3月期上期(10年4−9月期)連結経常利益が計画を大幅に上回ったうえ、通期連結経常利益予想を大幅に増額して前期比大幅増益見通しとしたことを好感した買いが膨らんだ。中国やアジア新興国の工業力がどんどん高まるなか、人件費暴騰を回避するため同社の自動化関連装置の需要が急回復していることは知られているが、通期連結経常利益利益は従来予想を353億円上回り、前期比3.2倍増の1913億円見通しと大幅に増額修正した。4月につけたリーマンショック後高値1万1670円にあと130円に迫る場面もあっただけに、利益確定売りが出てきそうだ。が、26週線と52週線に下値をサポートされての相場が続いている。ウォッチングを開始し、じり高基調にあってはロスカット価格を設定した後、押し目買い?突っ込み場面で頑強な動きを確認した後うって出る?いや、やはり、ここは見送りとすべきか。●ならば、マクドナルド(2702)は、26、52週線に接近してきた戸田工(4100)、52週線まで下げてきたシスメックス(6869)、52週線を回復して4週目の丸紅(8802)、52週線攻防が続くメッセージ(2400)は・・やはり、こちらを継続注目していく方がいいか!  

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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