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2011/12/13

◆前週末の欧州連合首脳会議を終えても、欧米株は強弱感の対立が続き、日替わりで急騰急落している感がある。日々のニュースをその日の内に株価に織り込んでいるからだともいえる。直近は08年リーマン・ショック後に採った各国景気・経済政策の負の結果を織り込む展開となっている。現在、日経平均は75日移動平均線が10月の戻り相場に続き上値ネックラインとなっている。欧州では、ドイツDAX指数は26週移動平均線が8月の暴落後の上値ネックラインとなっている。しかし、米NYダウやSP500種指数は逆に26週線が下値をサポートし上値を狙う格好となっている。12日にNYダウは162ドル安したものの、26週線に下支えられた格好で1.2万ドル台はキープした。来年の米大統領選挙を控え、議会の対立が景気への懸念材料となっている。しかし、アナリストからは、13日の米連邦準備制度理事会(FRB)では、政策金利をゼロ付近に据え置く方針を修正して、いわゆるQ3(大規模資産の購入による量的緩和第3弾)はない、同政策は放棄されるとの見方が強まっているという。11月の失業率急低下、12月消費者景況感指数の4カ月連続上昇、年末商戦の好転など景気見通しに好転の兆しが見えたからか・・。米株価チャートは、それを予知している?それとも、単なる願望して今の高みにある?後者というには、米株は頑強だ。ここから10月高値更新がなれば、8月の暴落の壁をよじ登る勇気が沸いてくるはずだ・・。その時は、日本株は為替動向が厳しくなければ、輸出関連のもう一段上の相場が期待できそうなのだが・・。

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◆それまでに、当欄紹介の内需関連は育ってくれないと困る。目下の当欄筆頭銘柄でカメの如くのろ足のマクドナルド(2702)は2116円引けで5月末の年初来高値にあと1円と肉薄した。5月の場合は3月の震災後の暴落から430円弱上げたところで息切れした。しかし、今回は9月安値2000円を基点に3カ月かけてわずかに116円上昇にとどまるのろのろ運転だっただけに、昨年12月戻り高値2150円、08年12月高値2170円をクリアするチャンスとみている。13年春の新卒採用者数を4倍の280人とし、店舗数を拡大する計画だ。●大塚HD(4578)は3日続伸。ほぼ4カ月半ぶり高値をつけた。好業績割安のチャート好転銘柄として引き続き期待できそうだ。去る11月22日には「米国で成人の統合失調症の維持治療に関する承認申請を米FDAが受理した」と発表、月一回の注射によって再発を抑制し、患者にとって毎日薬を服用するわずらわしさを軽減するとして注目される持効性注射剤であり、統合失調症薬大手の同社業績への寄与が期待される。これまた、15日に上場1周年を迎える2100円を挟みもみ合う展開に終始したことで、新年の飛躍を期待している。●コスモス薬品(3349)は9月末以来の4000円台回復が目前だ。新年は、26週線に下支えされた上昇基調が期待できそうだ。不人気・出遅れ・割安・内需関連株として注目する。同社は福岡県を基点に九州で低価格戦略に強みを持つ「小商圏型メガドラッグストア」をチェーン展開する。今12年5月期連結経常利益は連続大幅増益後とあって小幅となるが3期連続で過去最高更新見通しだ。まず、9月の年初来高値4060円をクリアに期待。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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