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2009/05/25

◆日経平均株価は前週末比121円高の9347円と3日ぶりに反発。前場寄り付きを安値に10時台後半には9402円まで買われ、200日移動平均線にあと6円と迫る場面があった。しかし、昼休み時間中に北朝鮮が核実験をしたとの報道が伝わり、後場前半は地政学的な売りが先行した。といっても、マイナス場面はなく、後半には9300円を挟む頑強な展開が続いた。

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◆前週末22日の米国株式市場では堅調展開が続いた後、金利上昇などを背景に金融株が売られ、GMでは債権保有者が債務削減策を拒否するとの報道があり引けにかけ急失速、小幅ながら4日続落で終った。ただ、NY金、石油など商品相場は堅調で、資源エネルギー関連が上げた。25日が祝日休場となり明日の東京相場に影響を及ぼさないこともあり、この日の日経平均は9500円台を意識した予想以上に強い動きが続いた。

◆前週にいったんは、売却し様子をうかがいたいとした原発関連株帝国電機(6333)が1652円まで切り返し19日の年初来高値を更新した・・。日製鋼(5631)は野村証券が投資判断を「3」(弱気)から「2」(中立)に引き上げたことを受け、直近戻り高値圏での堅調展開となった。低炭素化社会への決め手として、世界の原子力発電所建設の動きが強まるなか、すでに200日線を突破している。1月7日の戻り高値で年初来高値でもある1376円をクリアすると、昨年10月安値448円をボトムに、2月2日安値755円を二番底とした中勢上昇基調入りが期待される。

◆新型インフルエンザ関連株は、全般相場行き止まり感が強い中で、急騰相場が続いてきたが、ここまで何度も短期買いが繰り返されてくるなか、次第に上値にしこりが大きくなりつつある。街中にマスク消えた状態のなかで株価は取り残される!次第に、ヤマが小さくなる展開か?冬ではなく、これから夏に向かうという季節も、インフル流行を抑える効果がある?

◆楽天(4755)が一時2100円高の5万5000円まで買われ、1月14日の年初来高値5万9700円を射程圏内に捉えつつある。前週後半に200日移動平均線を突破。また、前週末終値では52週線も上抜いており、昨年から1月にかけての上値ネックラインである6万円台を視野に入れた。現時点では6万円台の壁は厚そうだ。が、5万円台前半なら怪我は少ないはず。1部市場ではカカクコム(2371)が、下値を切り上げつつ、昨年12月の分割落ち後高値39.5万円をにらんだ格好となっている。新興市場ではこの日、サイバーA(4751)がストップ高に買われ、1万株以上の買い物を残して終るなどネット関連株が好人気となっていることも楽天株には追い風となるはずだ。楽天は、インターネット上のショッピングモール「楽天市場」運営の好調が続いており、今2010年3月期連結経常利益は連続過去最高更新見通しだ。ただ、大量の資金を投下しているTBS(9401)株の買い取り交渉の決着が遅れていることが株価の重しとなってきた。しかし、今月中旬には東京地裁に買い取り価格決定を申し立てており、以前よりも前進していると受けとめたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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