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2013/06/25

◆「アベノミクス」相場が遠い過去のように思える、波乱の展開が続いている。米国が19日、「QE3」(第3次量的緩和策)の年内縮小、そして、来年央の終了を発表した後、長期金利の上昇に慌てたのは、中国共産党・政府、経済がうまく回らなくなったなか、景気減速懸念が高まり、上海総合指数は5日続落。この日は一時1849ポイントとリーマン・ショック時の2008年11月以来4年7カ月ぶり安値を付けた。しかし、政府の介入があったかどうかはともかく、終値では3.5ポイント安とわずかな下げで終了した。■日経平均も、中国株最安値時間前後にこの日安値1万2758円まで下げ幅を拡大し、終値は93円安の1万2969円まで縮めて終了した。もっとも、中国株動向は流れだけを重視すればいいこと。一方、バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長は、金融政策・金利のノーマル化を目指すものであり、今回、そのスケジュールを発表したもの。FRBは経済見通しを上方修正しており、方針転換によりこれまでの金融緩和時代の相場が違うのは当然。さっそく、金利上昇で慌てたのが中国だったということ。欧米金融機関が中国の経済見通しの下方修正を発表したことも売りを誘ったもよう。では、日本は?昨年11月から今年5月にかけての「アベノミクス」相場はかき消えてしまった感がある。東京都議会選挙で大勝した自民党だが、経済・景気、そして、資本・金融市場は思うようにはいかないと、改めて、腰をすえて「アベノミクス」論を展開していかねば、変容が嫌われることになる?もう、リーマン・ショック後の「超」金融緩和を背景とした相場が終焉に向かうこと、株式、金利、為替、商品などの投資環境は変わりはじめたと、心してかからなければならない時がきた・・。この日も厳しかったのはコマツ(6301)、クボタ(6326)、ファナック(6954)、島精機(6222)・・など機械株を中心とした中国関連株。

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◆では、と言っても、基本はかって知ったる内需株、という当欄の姿勢は若干変わるだけではないか?●セブン&アイ(3382)が続落、上値は13週移動平均線に押さえられているが、下値は75日線が控えており、さらに中期相場を示唆する26週線も3200円近辺に控えている。コンビニ事業の展開で引き続き優位にあり、売れるものは何でも売る時代がやってくる?で、傘下の●セブン銀(8410)に改めて注目したい。08年の新規上場から間もない頃に推奨した銘柄だが、改めて注目し始めた。この日は、「全般続急落展開の中も75日線沿いの上昇基調が続いている。世界の金融・証券市場の波乱が続くなか、安定的に収益拡大が続く内需関連株として見直し買いが続いている」などと情報を発信した。グループのコンビニ店内などでATMを全国展開しており、設置台数(前期末1万8000台を突破)の増加に伴い収益拡大が続いている。また、北米でもATM運営事業を開始した。今13年9月期はATM事業の一段の拡大、海外送金や個人ローンサービスなど新たなサービスの成長により、売上高にあたる連結経常収益は初の1000億円台乗せ、経常利益は前期比8.6%増の346億円と拡大する見通しだ。 ●当欄期待の道路関連株では、NIPPO(1881)が5月に付けた96年9月以来高値1690円に迫った。●ショーボンド(1414)は一服も26週線上の上昇基調が続いている。ぼちぼち行きまっしょい・・。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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