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2007/06/28

◆岡野バルブ(6492・東2)が27日に、今11月期連結業績予想を大幅に増額修正(経常利益は従来予想の12.7億円から前期比5%増の15.2億円に)し、減益予想が一転、増益予想となったこと(しかも、ほぼ中間期予想の増額部分を従来予想に単に上乗せしたばかりだった)ことから、200円高の1370円ストップ高で終り、89年10月のバブル期につけた過去最高値1290円を更新した。これを受け、岡野バと同様に原子力用バルブ及びメンテナンスを手がけ、売上高に占める原子力関連比率がトップ級にあるトウアバルブ(6466・東2)に連想買いが入り、5万円高の51万3000円ストップ高となり、上場来高値を更新。また、原発向け歯車装置及びメンテナンスを手がける日ギア(6356・東2)も一時87円高の709円の96年7月以来11年ぶり高値に買われ、東証2部市場の値上がり率ランキングでトップ3を占めた。本欄は、岡野バを連日紹介し続けてきたが、そのかいがあったということ。ただ、本欄は<原子力関連は足の長い、2012年頃をピークとした長期相場のなかで見ている>もの。足元業績の良さは木村化(6378)の見直し買いにつながり、今期減益予想だった岡野バが期待通り増額修正を発表したことで更なる人気を得ることにつながったが、皆んなして安心買いに走ったところは「アカルイ平家ハ滅ビル」だ。先の、中小海運株の乱れうちの二の舞になると警戒する。29日も人気が続くようだと目先は、月曜日の前場がポイントとなる?か、それとも、そんな思いをはるか超えたスケールの大きな相場に発展していくのか注目。●それをうかがう意味で、米原発受注戦第1弾に勝ったと報じられた東芝(6502)の動向が注目される。そして、筆者年間注目株の東芝プラシス(1983)の動きも!

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◆原弘産(8894・大2)が、大証2部で値上がり率9位。同社は不動産事業及び風力発電事業を展開しており、環境にやさしい再生可能な自然エネルギー関連株として注目されている。しかも、今2月期連結業績は中国での風力発電事業の拡大などを背景に前期比51%増収、57%経常増益と売上高から純利益まで大幅増収増益で連続過去最高更新とすこぶる好調見通しだ。予想1株益2万655円に対しPER18倍台には割安感が強い。4月9日の年初来安値18万円を基点とした上昇相場は発展途上と見て、「強気の買い」としたい。●酸化チタン大手の堺化学工業(4078・大)が、918円高値引けとなり2000年6月以来7年ぶり高値水準となった。もう一段上の相場を期待したい。車用高級塗料向け材料、電子材料の好調ガ牽引し今08年3月期連結業績は増額修正含みにある。PER割安感は薄れたが、チャートの好転がこれをカバーし、4ケタ相場時代を迎えると見る。●工業用ミシン最大手のJUKI(6440)が、802円引けで5月14日以来1カ月半ぶりに800円台を回復。決算発表時にあまりにもひどい保守的な今期連結業績予想を発表。株価は発表翌日に712円まで叩かれた。しかし、アジア各国通貨に対する円安の進展、アジアでの工業用ミシン拡大もあり増額修正期待が膨らみつつあるようだ。●中古マンガ・グッズ販売のまんだらけ(2652・マザ)が急反発した。来春、「萌え」の街・秋葉原への大型店舗進出に期待感が膨らんだもの。45万円台乗せから上昇相場入りが鮮明化しよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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