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2014/01/06

◆2014年相場大発会の日経平均株価は昨年大納会比382円安の1万5908円と10日ぶりに大幅反落し、5日ぶりに1万600円台割れと厳しい発進となった。前年末が史上第2位の上昇率だったうえ、正月休み中の米国株はNYダウなど主要株価が12月31日に前年高値を付けたものの年初では反落、NY円は対ドルで一時08年10月以来5年3カ月ぶり安値を更新した。そして、この日、東京外為市場でも朝方から1ドル=104円台と円反発で始動、午前発表の中国非製造業PMIが前月比低下したこともあって円高は進行、利益確定売りが拡大し下げ幅を拡大していった。日経平均の下げ幅は昨年10月28日以来の大きさだ。もっとも、昨年末は本年への期待感が上げ幅を嵩上げしたともいえ、一休みは当然ではあろう。

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◆目立ったところでは、業種別値下がり率ランキングで、1位はNY原油先物が大幅に4日続落したことが嫌気された鉱業で3%弱の大幅安、2位海運は2.1%安だが3日のバルチック海運指数が昨年12月4日以来1カ月ぶり安値水準へと大幅に下落したことが材料視された。一方、当欄期待の●ショーボンドHD(141)が昨年12月安値からの反転相場が加速し4日連続で最高値を更新し上場来初めて5000円台に乗せてきた。3日付け日本経済新聞朝刊が一面トップで「国土交通省は14年度から道路の橋やトンネルの定期点検を地方自治体に義務付ける」と報じたことが手掛かり材料視されたもの。「古くなったインフラを予防的な保全で長持ちさせて、費用を抑えながら安全対策を進める」と伝えており、同社の先行き業績への寄与を期待した買いが流入した。当欄流で言えば、概ね、13週、26週線沿いの上昇基調にあることがテクニカルな買いを誘ったともいえる。

◆MUTOH(7999)も3日続伸。逆行高で新春相場を始動し、昨年8月27日以来4カ月ぶり高値を付けた。朝方に小甘く寄りついた後、上げに転じたもの。「3Dプリンターが蒸気機関車やコンピューター、インターネットのような大きな発明になり得る」とのコメントが検索記事で紹介されている会長が率いる米最大手の3Dステムズの株価が、昨年末から3日にかけ3日連続で昨年来高値を更新したことが材料視されているもよう。同社は米スリーディー・システムズ(3Dシステムズ)社の新製品を投入し関連サービスを強化。販売台数は増加しており、先行き収益拡大を期待した買いが引き続き流入しているもの。3日の米3Dシステムズ株は、玩具・エンターテイメント向け3Dシステム企業買収を発表したことが材料視され、96.42ドルで終了。昨年10月9日に50ドル台割れを見た後、11月10日に80ドル台乗せ、12月23日には96。42ドル!そして、3ケタクラブ入りが目前・・と上昇ピッチが加速してきた。もっとも、このまま、ストレートで上昇することはないだろうが、100ドルタッチ後に調整場面か?一方、MUTOHは出来高160万株の割りに上昇ピッチは鈍いとの見方もあるが、ぼちぼちの相場の頃がもっとも面白くドキドキ・ワクワクする!?

◆あと、プリマハム(2281)は5日ぶり小反落も、アリアケ(2815)は3日連続高値発進、かつて何度も記してきたホトニクス(6965)は4日続伸し2日連続で昨年来高値更新、セブン銀(8410)は昨年末に7月の株式分割落ち後高値410円を更新したが、この日も、422円と上値を追った・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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