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2009/12/07

◆12月第2週初めの東京市場で、日経平均は前週末比145円高の1万167円と6日続伸した。11月27日の直近安値9076円からは1128円、12.4%の上昇で、◆10月27日以来の200日移動平均線プラスかい離を回復・・と予想外!の大幅続騰だ。4日発表の米11月雇用減少が大幅に改善し、円がドルに対し90円とび台に下落したことを追い風に、電機、自動車など輸出関連株、商社、海運株など景気敏感株から幅広く買われた。東証1部市場概算出来高は21.3億株と減少したものの、7日連続で20億株を超えた。時価総額は2兆9660億円増の297兆6252億円と3日連続増となった。直近ボトムの11月27日から10.5%の増加率は、日経平均の上昇率よりも1.9%低く、日経平均採用銘柄など大型株先行の相場だったことを示す。■今秋、海外高にも関わらず、日本株は「蚊帳の外」的相場が続いてきた。その動きが逆にふれたのが前週からの動きだ。米景気への悲観論がやや後退するなか、利下げが遠のくとみた海外ファンドがドル売りから一転、ドル買いに動いた。そして、商品市況も下げに転じ、関連銘柄が反落に転じた。何処まで、この流れが続くかは不明だが、まずは、今週末11日のSQ前後の動きが注目される。そして、輸出大型株を中心とした動きがさらに膨らむか?は、やはり、海外勢が買い戻しに続き、新規の買いを増やすかどうかがポイントとなりそうだ。

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◆アドベント週間に入り、米国のクリスマス消費動向が気になる。が、雇用者数の減少が大幅に縮小したとの発表は追い風。一方、先に政府が「デフレ宣言」した日本で消費が回復に向かうのは少々厳しそうだ。まして、日本を代表する(あるいは代表してきた)大型出遅れ銘柄物色が続くなかでは、小型成長株は物色圏外となってしまう!もっとも、その間、静まって買い場を探し、時を待つことも大事。■当欄では、新年に向け「消費関連セクター」からの銘柄紹介を始めた。月次数字が見えることや何を「売り」としているのかがよくわかることが個人投資家には魅力。といっても、食品加工卸国内トップの菱食(7451)や加藤産業(9869)、畜産系の天然調味料トップのアリアケジャパン(2815)といってもわかりにくい業態だ。しかし、今は、会社のホームページをチェックするなど、結構、何が魅力的かはわかるもの。あわてず、「買い時」を待とう。●うどん屋チェーン展開のトリドール(3397)が大幅続落。11月安値から今月2日の戻り高値にかけて上昇し26週移動平均線を超える場面があったが、急失速。8月に21万円台の分割落ち後高値を付けた後は、上値が切り下がる展開となっており、この流れを断ち切らねば上昇相場は始まらない。右肩上がりチャートに転換するまではあわてず、ウォッチングに徹したい。

◆10月相場で注目したスクリーン(7735)が11月後半に300円割れと急反落した後、急伸してきた。大手国内証券が半導体製造装置セクターの投資判断を「強気」に引き上げ、業界の中核銘柄の目標株価を引き上げた。同社株については出遅れ感が強い銘柄として注目するとしたことが買いを集めた。個人投資家など短期資金が殺到し、上値が重くなるクセはあるが、前週末に13週線回復、10月高値を突破しなければ、「GOサイン」は点灯しない。が、続伸で期待感は膨らもうとしている。ウォッチングを継続する。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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