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2009/09/09

◆日経平均は81円安の1万312円と3日ぶりに反落した。8日のNYダウは3日続伸したものの、ユーロ高ドル安(ドル安円高)が進行し、NY金先物は1000ドル台に乗せ、NY原油が71ドル台に上げて8月高値75ドル台を窺う構えとなった。加えて、アジア株安、GLOBEX(シカゴ24時間電子取引システム)で米国株指数先物が下げているとあって主力輸出株が下げ、引き続き各国の銀行自己資本規制強化観測が嫌気されている銀行株を中心に金融株も下げ、引けにかけ指数先物主導で下げ幅が拡大した。■明日10日は、8月21日に付けた1万142円の直近安値を割り込むのかどうかが問われる。前週4日には1円だが、8月安値を割り込まなかった(ただし、TOPIXは割り込んだ)が、今度はどうか。東京市場の雰囲気の悪さを吹き飛ばす材料が出る?きょうは出来高が20億株を回復した。しかし、当欄では、「株価が上昇しての出来高増ではなく、下げるなかでの出来高増は先行き楽観を許さないということを示唆したものだ」と受け止めている。

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◆全般積極的に動く場面ではなく、買いは慎重を期したい。引き続き、テーマ株、個別材料株をチャート・チェックしつつピックアップしていこう。前号紹介の日本風開(2766)は一時2万2000円高の40万5000円まで買われ、7月に年初来高値を付けた後続いてきた下落基調に終止符がうたれたと見ている。ただ、地合いが地合いだけに、今しばらく、値幅整理動向をチェックすべきか・・。

◆直近で、大学発の3ベンチャーバイオを紹介してきたが、そのうちのそーせいグループ(4565)は一時1万300円高の17万2900円まで上げ、3日に付けた年初来高値17万3600円に急接近し、5週移動平均線沿いの上昇基調を鮮明化させた。この日はいちよし経済研究所が9日付けのリポートで「慢性閉塞性肺疾患治療薬QVA149の臨床第2相試験結果が明らかになった。主要評価項目で好結果が得られた」とし、目標株価を21万2000円に引き上げ、投資判断を引き上げたことが手掛かり材料視された。飛びつき買いがそれほど多くなければ、好チャートは続くとみている。テクニカル面からは目下、3社中で最上位の格好となっている。

◆また、介護関連株の星取表は6勝2敗1分だったが、主戦のニチイ学館(9792)は980円台まで下げてきた、970円にある75日線前後で下げ止まるかが注目点だ。● そして、前号でも紹介したメッセージ(2400)が一時6200円高の18万3200円まで買われ、7月21日の年初来高値を更新、昨年2月以来の高値水準に上げてきた。以前に記したが、20万円前後でも業容拡大期のPER20倍前後に割り高感は感じられない。引き続き「強気」で注目していこう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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