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2007/02/22

◆日経平均が1万8000円台を6年9カ月ぶりに回復し、TOPIXは91年11月以来15年3カ月ぶりに1800ポイントを回復した。昨年7月に二番底をつけた後、11月にダメ押しがあり、嫌気がさしたものの、下値切り上げパターンを崩さなかったことを頼りに耐えてきたことが報われた。●日経平均はITバブル期に大量の銘柄入れ替え(2000年4月、日経新聞社は、ITブームに乗っかった格好で、ハイテク株銘柄を大量に指数採用する一方、旧来の重厚長大型銘柄を指数から除外)があり、TOPIXとの倍率(NT倍率という)が低下。あの、89年12月末の日経平均最高値3万8915円まで。2万円超上げる必要があり、それは簡単ではなさそうだ。●一方、TOPIXはといえば、89年12月18日の過去最高値2884.8ポイントまで、あと1080弱に過ぎない!?既に、03年3月のバブル後最安値770から1030ポイント回復しており、日経平均が過去最高を更新するよりもTOPIXの更新がずーと簡単そうだ。

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◆TOPIXで構成比率が高い銀行株は、「超低金利により、利ざや改善がままならず業務純益が伸びない」時代が長く続いてきた。しかし、今回の追加利上げ、そして、8月以降も、小幅追加利上げ方向にあることから利ざや改善は進むと考えられる。月足がぎりぎりのところで上昇反転に向かう格好となっている三菱UFJFG(8306)、三井住友FG(8316)、みずほFG(8411)のメガバンクやりそなHD(8308)、三井トラスト(8309)、みずほ信託(8404)のなかから、どこが一番最初に飛び出すか、その一番手にひとまずつきたい(筆者は、三菱UFJFGにリード役を期待している)。ちなみに、住友信託(8403)は今月、14カ月に及ぶ三角保ち合いを上放れ、きょうの一段高で先高期待が鮮明化した!●道州制導入は政治が絡み先の話になるが、山口銀が広島県のもみじ銀を統合し山口FG(8418)に、北海道銀が富山県の北陸銀と金融持株会社ほくほくFG(8377)を設立し、九州の雄・福岡銀(8326)は長崎県の九州親和HD(8340)に出資。貸出不振、利ざや苦戦の地銀には再編の流れが一段と激しくなる方向にあり、今月、17カ月ぶりに1000円台のモミ合いを上放れた千葉銀(8331)、同じく17カ月ぶり高値ボックス脱出にあと1円と迫った横浜銀(8332)や静岡銀(8355)、三角保ち合いを上放れてきた京都銀(8369)、東北地方最大で三角保ち合いを上放れつつある七十七銀(8341)、長野の八十二銀(8359)や我が郷土にあり四国トップの伊予銀(8385)などに地銀再編の核として注目。強気したい。

◆先週月曜日紹介の日本金属(5491)はこの日最悪の日足チャートに。一方、東急コミュ(4711)は上値を試す動きが続いている。強気継続。先週木曜日紹介の長谷工(1808)はきょう急伸し、15カ月ぶりに上値を突破、500円台乗せから追撃買いしたい。同じく日通(9062)は直後から急騰した。調整あっても押し目を拾いたい。今週月曜日は三菱倉(9301)と日清紡(3105)。きょうは上組(9364)と東芝プラシス(1983)の再度強気、追撃買いを推奨した。●新たな材料が出たわけではないが、本欄こだわりのコムシード(3739・名セン)は2万円高の12万8000円ストップ高となった。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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