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2012/11/07

◆8%を超える失業率の下で今年1月上旬から予備選挙がスタートし、1年近い時間をかけて戦われてきた米大統領選挙は、現職のオバマ大統領が再選された。米国民はあと4年間、大統領の任を託したのだ。一方、直近では、この国のトップ、首相は1年前後で入れ替わってきた。在任中に何をなしたかと言うよりも、何も出来ないまま途中で職を辞し、未決案件ばかりを積み上げて消えていくこの国とは大違い。もちろん、米国もまた、失業率は8%超、量的金融緩和策第3弾(QE3)でも景気浮揚はままならず、停滞もしくは悪化しているとの米国民の思いは強い。それでも、オバマ氏はロムニー共和党候補に勝った。米国民・有権者が最後に選んだのは、未知の候補者ではなく、経済状況など認識を共有してきた大統領。4年間のチャンスを与えることを選択したのだ。結果は神のみぞ知り給う!■欧州市場は、7日夜にもギリシャ議会で採決予定の歳出削減法案の行方を見守ることになる。成立が欧州連合(EU)による支援の条件だからだ。が、3党連立政権内部にも反対派があり、計算上は過半数の賛成は得られるとの見方だが、サマラス首相は微笑むか、それとも落胆するか?スペインの債務問題もまだ先が見えてこない・・。ユーロが下げれば円は上昇する。きょうも昼過ぎに、東京外為市場で円高にいったん転じた後場寄り付きに日経平均はこの日の安値8920円台を付けたのだ。そして、輸出関連の一角が軟化する場面があった。

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◆この日、日経平均は前日比2円安の8972円と小幅に3日続落。朝方は9000円台回復スタートとなったものの、オバマ氏再選が報じられて、上記のように8900円台前半に後退。その後、様子見気分が強いなかもみ合いに終始した。海外で商品市況が上昇し素材・資源エネルギー関連が上昇、輸送用機器、電気機器など景気敏感セクターは堅調だった。しかし、ここまで当欄主力としてきた流通、外食、建設、小売など内需関連が下落し、プラス回復はならなかった。■当欄で、輸出関連セクターで常時ピックアップ銘柄は浜松ホトニクス(6965)とシスメックス(6869)、ナブテスコ(6268)など世界でも独自の技術・経営を展開する企業だが、ナブテスコはファナック(6954)の産業用ロボットの精密制御装置を提供していることから中国の対日感情悪化で、10月には昨年10月以来の安値水準に下落。テクニカル面から厳しい状況となってきた。昨年4月1日に上場来高値2126円を付けた後、上値が切り下がるパターンが続いているのだ。下値は昨年も今年も10月につけた1300円台だ。しかし、下値、上値が揃って切り上がっていくパターンに転じるまで「様子見」とする。■一方、内需関連で下値切り上げパターンが続く銘柄は「買い」、ウォッチング継続とする。大塚HD(4578)、200日線上の動きが続く限りウォッチング継続はマクドナルド(2702)であり、52週線上の右肩上がりが続くWNIウェザ(4825)。●先に、スマホ向け広告関連株として注目したインタスペス(2122)はこの日、1.5万円高の10.85万円とストップ高で大引け比例配分!●同関連銘柄でもサイバー(4751)は26週線沿いの下落基調が止まない。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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