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2012/11/22

◆日経平均株価は前日比144円高の9366円と続伸し、5月2日以来ほぼ半年ぶりの高値引けとなった。イスラエルとハマスが停戦を発表したといい、また、ギリシャ支援協議での結論は26日に持ち越しとなったものの、「合意するであろう」との楽観的な思惑からユーロが上昇し円は7日続落。米国市場では前週失業保険申請件数が減少したうえ、11月中国製造業PMI速報が50.4となり13カ月ぶりに拡大を示唆したことから、反発のNYダウを除き欧州株、米国株はそろって続伸した。何よりも、東京外為市場で円が対ドルで4月4日以来7カ月ぶり円安水準となり、対ユーロでは106円台央へと7日続落したことが、投機家を含めて大量に投資資金を呼び込んだ。

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◆業種別株価指数は全33業種中で25業種が上昇し、8業種が下げたのみ。市況活況を背景に「証券・商品先物」が値上がり率4.99%で断トツトップ。円安が良薬となった輸送用機器、機械、電気機器、精密機器、ガラス土石、化学と景気敏感株が、鉄鋼、非鉄金属、海運などに続き並んだ。一方、ガス・電力が値下がり率2位となり、小売、医薬品、食料品など内需関連セクターも逆行安・・。

◆さて、日経平均は9366円引けとなり、先に、記した7月4日9136円、8月20日8222円、9月13日9288円をクリアし、6月4日安値8238円からの200日移動平均線が串刺しした、若干右肩上がり路線の延長線上で5度目の頂点を試す構えとなった。ヘッジファンドの「債券買い円売り」がいつ巻き返すか?は12月総選挙の結果を経て、「日銀法改正、金融緩和を」と唱えた安倍普三自民党総裁がどう動くかによって変わるか。それとも、いつの間にか反対売買を完了させているか?留意したい。さて、日経平均だが、週足ベースでは、今週、「窓」を開けて、陽線を引き、5月以来の水準で終了しており、うまく行けば、ここからの上値を試す動きを期待してもよさそうだが・・。それにしても、アメリカや欧州、中国の景気以上に、この国の経済・景気の先行きが見通しにくいのはいかがなものか。

◆では、銘柄は?まだ、新たな地平が見えたわけではなく、新たな銘柄は調査の途中。今も、ウォッチングを継続している銘柄は多い。従来の銘柄では、当欄がいったん「利益確定売り」よしとした物語コーポ(3097)は上昇ピッチを加速し大幅高で5連騰。2180円と9月以降の上昇基調から一気に最終ラウンド入り、それとも、発展途上!もう、見るしかない?●既存店月次売上高が懸念材料となりそうな日マクドナルド(2702)だが、チャートはまだ健在。200日線を割る場面があったが8月2日以来の高値を付けてきた。200日線へのプラスかい離を拡大する構えとなっており、今しばらく、注目していきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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