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2007/01/25

◆25日、日経平均は朝寄り付き直後に1万7617円に買われ、昨年4月高値を9カ月ぶりに更新し、6年半ぶり高値をつけた。その後は、達成感ならびに高値警戒感が広がり、大引け直前まで一本調子で下げ反落で終った。牽引役の新日鉄(5401)は24日13時32分に713円の17年ぶり高値を付けた後、上値、下値とも切り下がっている。トヨタ自(7203)はこの日前場寄り付きで8220円の上場来安値を更新した後、円安一服を背景とした輸出株売りに引けにかけ一本調子で下げ、反落で終った。そして、値上がり率上位には、低位材料株や思惑株の範疇に入る銘柄が多く並んだ。

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◆しかし、市場に少々の高値警戒感が広がったとしても、騒ぎ、恐れる必要はない。<世界各国の主要株価指数が相次ぎ過去最高を更新し続けるなか、日本の株価水準は?といえば、かの国にはるか後方に置かれた、周回遅れの水準であり、わずか1年前の日経平均やTOPIXの高値を更新あるいは迫る水準に戻してきたにすぎない>からだ。先輩は、「<世界各国通貨比円安の進行は、日本及び日本経済の存在感がこの世界における存在感が小さくなった結果であり、あるいは、日本が弱くなった結果を反映したもの>だとも。庶民感覚ではほぼゼロに等しい金利水準を長期に渡り据え置いてもなかなかたち上がらない日本の景気。そして、回復中ではあるが依然低水準なままの企業の利益率・・から見て、海外に何周も追い抜かれている日本株式市場が置かれた現状は妥当な水準なのかもしれない」というのだが、さて・・。

◆筆者の中長期ハイテク推奨株のひとつ、浜松ホト(6965)が逆行高。一時昨年9月4日以来の高、110円高の3690円まで買われ、株価の強気を示唆する200日移動平均線に対するプラスかい離を回復している。24日に発表の1Q(06年10〜12月)決算が前年同期比2ケタ増と好調だったことが追い風。通期業績予想も増額修正した。昨年7月高値3980円をとりにいく相場が期待できそうだ。押し目あれば歓迎。■本欄中期買い推奨の岡谷鋼機(7485・名)が7日続伸。昨年4月以来9カ月ぶり高値1830円まで上げてきた。好業績続く来2月期予想PER10倍台と割安水準の含み資産株として、2000円台で活躍する日は近そうだ。●コムシード(3739・名セ)は出来高1株きりで9万5000円!あわてず、中期買いしまっしょい。

◆先に、兼松(8020)を先鋒として三菱グループの見直しが始まるとし、グループ各社に注目すべきとした。が、5月からの海外企業による三角合併の解禁後の、最大注目企業は、(逆説的だが)日立(6501)&そのグループか。日立はその方向性がまるで見えないといってよい状況にある。筆者は、これまで事業の選択と集中が進んでいることから東芝(6502)を重要視してきた。しかし、日立の場合は、存在感が希薄なことがかえって、M&Aを仕掛ける側には魅力的なのかもしれない。筆者は原発関連では東芝プラシス(1983)を買い注目株としているが、M&Aの観点からみれば日立プラテク(1970)はもっと注目されてもよい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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