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2011/01/26

◆日経平均は前日比62円安の1万401円と3日ぶりに反落。TOPIXもまた3日ぶりに反落した。軟調展開が続いていた中国などアジア主力株は大半が上昇したものの、目下、日本株の羅針盤と化した感がある米国株・NYダウが25日、小安かった。また、円が対ドルで続伸し、対ユーロで4日ぶりに反発した。そして、発表が始まった10年4〜12月期決算も思ったよりも伸びず、通期予想を据え置く例が多いこともあって、様子見気分が広がり、利益確定売りなどが優勢となった。25日発表の英国昨年第4四半期GDP(国内総生産)が予想外に前期比減少となったことからポンドが下げ、欧州株が下落した。25日夜のオバマ大統領一般教書演説や25−26日のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えた米国市場ではNYダウは直近で急伸していたことから売りが先行した。それでも、引けにかけ下げ幅を縮小する動きとなり、S&P500種指数は3日続伸した。■一方、中国、インド、ブラジルなど経済急成長中で世界経済のエンジンと化しつつある新興国諸国はインフレ抑制に向けた金利引き上げ懸念が付きまとい、直近株式相場の低調展開が続いている。それでも、この日のアジア市場では、中国・上海総合指数は急反騰を見せ、休場のオーストラリアと続急落したインドを除き、揃って、急伸した。なのに、東京市場はやはり「蚊帳の外」?

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◆そんななか、前号で「昨年6月安値からでも倍化したここからは、ブレは大きくなる。持ち株はチャートが急変するまで(ロスカットラインを決めたうえ)持続。新規の買いは慎重にしたい」と記した大日本スクリーン(7735)は2日連続で昨年来高値更新し、年明け以降の16日間は12勝4敗、9月以降5カ月連続で月足陽線を描いている。なかでも、1月は200円に迫る上昇幅。ついに、月足ベースの一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限も07年8月以来3年5カ月ぶりに突き抜けた!ここまでくれば、利益確定売りは、急落後のロスカット価格をまっての売りでいいか。

◆セルシード(7776)は細胞シート再生医療事業、再生医療支援事業を手がけている。そして、共同研究先で東京女子医科大学先端生命医科学研究所所長、再生医療の普及を生涯の仕事としている岡野光夫教授を後押しする。10日に放送されたNHK「プロフェショナル 仕事の流儀」では、岡野教授の再生事業にかける思いとその実現に向け世界を巡る精力的で地道な行動が紹介された。感動的であった。しかし、その後、感動を企業との関係に結び付けることなく、日々の仕事に埋没・・。日本調剤(3341)、栄研化(4549)・・などのポイントを教授してくれた知友に言われて、初めて、セルシードに気が付くお粗末!兜町でちょこっと投資するひと、あるいは勝負とばかりのめり込む投資家もいよう。会社側から何かの「発表」があれば、これまでと同様に買い気配となったり、急騰する場面があろう。しかし、バイオベンチャーの業績は研究開発など費用が先行し、赤字が続く厳しさがある。岡野教授の生涯の仕事に賛同し、株価乱高下中は様子見を続け、下値支持線に接近してから動き始めるべきか。●ウェザーニューズ(4825)は花粉の飛散を前に新値街道を走っている。前週に1700円台後半にある08年来の上値ネックラインを突破。今週の続騰でひとり旅の相場に発展!?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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