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2015/10/13

◆我が家は再び静かになった。韓国組一向に続きひとり残っていた妻の姪も先週末、撮りためた写真をパソコンに残して帰国しまったのだ。土産品や自分用の買物で超過金支払い限度の50キロ近くになった荷物を引っ張っりつつゆっくり手をふりつつ出国ゲートへ向かっていった。筆者達が結婚した年に生まれた独身弁護士さんに妻は、「世界をあちらこちらへと行くの良いけれど、早く相手を見つけて結婚式に招待してよ」と言って送りだした。が、我々が式に招待されるのは何時?

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◆週明けの東京市場で、日経平均株価は前週末比203円74銭(1.11%)安の1万8234円74銭と反落スタートとなった。NYダウは7連騰となったものの、NY原油価格が大幅反落したことから鉱業が大きく下げ、円反発から戻り待ちの売りも出やすくなっていたことから、銀行、保険、不動産など金融・不動産が値下がり率上位に並び、輸送用機器、ゴム製品など自動車関連や電気機器、精密機器など輸出関連が続いた。

◆さて、日経平均は8月24日に200日移動平均線を割り込んだ後、これを超えることが出来ない。週足ベースでは長期線の52週線を割り込んだまま。日経平均指数寄与率の高いこの日も値がさ株の下落が響いた。ファーストリテイ(9983)が1640円(3.74%)安の4万2260円と5連敗となり6日戻り高値5万700円からでも8440円(16.6%)安と日経平均を大きく押し下げ、ファナック(6954)は680円(3.27%)安。日東電工(6988)が321円(3.88%)安の7950円と前週末戻り分の大半を失った。そして、トヨタ(7203)も184円安の7316円と急反落し、8月3週以来の52週線割れとなり、直近3ヵ月は24ヵ月移動平均線に下支えされての推移が続く・・。前週末紹介のマツダ(7261)は売りが先行したものの切り返し9日続伸となったが、早期の中期線回復、2500円水準に接近してきた長期線回復がなるか?戻り待ちの売りをどうこなすか?ウォッチングを続けたい。スズキ(7269)は5日ぶり反落した。なお前号で記した大林組(1802)は3日続伸。一時1152円と8月高値を更新し、1991年5月以来14年ぶり高値を付ける場面もあった。

◆その他の当欄銘柄では、OLC(4661)は5日続落し、セブン&アイ(3382)は小反落・・。なかで星野Rリート(3287)は121.8万円と3連騰となったのが救いか?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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