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2012/05/22

◆この日の1部市場出来高トップ30銘柄の星取り表は30勝0敗!と全勝で終了した。これは、2011年11月18日以来のことだ。当時はその6日後に、0勝30敗と全敗してしまったが、今回はそんなことにならないでほしいもの。今回は、前週末18日にきょうとは逆に30銘柄が揃って下げており、その反動高となったものだ・・。欧州債務問題で新たな材料が飛び出さなかったうえ、前日に温家宝・中国首相が成長支援のための追加政策を示唆したことからアジア株に続き、欧米株も反発。この日、円が続落したことも後押しし幅広く買い戻しやリバウンド狙いの買いが先行したものだ。ただ、売買代金は2日連続で1兆円割れとなるなど買いエネルギーは限定的だった。ギリシャだけでなく、スペイン、イタリヤの債務懸念、国債利回り上昇などがいつ市場を覆ってしまうのか、銀行からの預金流出問題は?・・など病巣はなお世界経済、世界各種市場に脅威であり続ける。まだ、問題に対し目を瞑っているだけであり、先行きに明るさが満ちる処方箋はまだ見えていない。

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◆先行きが見えにくくなっていることを象徴するのは、仕手思惑株として依然人気を保っているルック(8029)が活況裏に3日連続で年初来高値を更新したことで見てとれる。昨年3月15日安値60円を二番底とした上昇基調だが、あくまで思惑株。相場全体が行き詰まった状況を示す反面教師として見るだけにすべきであろう。この銘柄は筆者が証券会社時代に同じ会社の外務員だったK氏が大相場に仕上げた銘柄の一つ。02〜03年に再度思惑相場に乗せたが、2度とも最後は空中分解して終了した。値動きの良さがいかにも魅力的だが・・止したい。他人のサイコロ裁きで相場感覚が狂ってしまう前に止めよう。

◆輸出関連では、中国関連の一角ナブテスコ(6268)が三角保ち合いを上に向け放れているのか、失速するかに引き続き注目している。ファァナック(6954)の自動ロボット向けをはじめ精密制御機器の先行き拡大を引き続き期待しているもので、3月の年初来高値1911円突破から2000円〜2100円台前半の壁突破に出立できるかどうか、なお、ウォッチングしたい。●当欄注目のウェザニュズ(4825)は11日の年初来高値2595円から2241円まで下げ、きょうは2323円と反落。昨秋来の上値関門2600円台水準が上値ネックラインとなっており、春の相場では大きな相場に発展しきれなかった。下値切り上げ型チャートがなお持続できるか、それともWトップを形成してしまうかもう少し注目したい。●先に紹介のサイゼリヤ(7581)も52週線沿いに上値を押し下げる下落基調がやまない。出番にはまだいたらず・・。「休むも相場」とはいうが・・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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