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2010/01/18

◆1月第3週初め、日経平均は前週末比127円安の1万855円と3日ぶりに反落した。前週末に、日経平均は1万1000円にあと18円弱と急接近し、連日で昨年来高値を更新。TOPIXもまた昨年9月1日以来の高値を付けるなど警戒感も強まっていた。そこに、前週末の米国株が急反落したとあって、当面の利益を確定する売りが先行する展開となった。■前週末15日の米国市場では、大手銀行が発表した決算が嫌気されたうえ、1月の消費者マインド指数が市場予想を下回ったことから、株式が急反落。ドル、円が上昇し、NY金先物が1.1%下げ、NY原油先物も1.7%安とそろって急落したことをもあって、S&P500種株価指数が1.1%下落し、NYダウは100ドル強下げた。■  この日、全般、朝方から売りが先行した。ただ、前引けがこの日の安値となり、後場は、1万800円台前半でもみ合う展開と、日経平均指数採用銘柄はほぼ全面安商状ではあるが、全体的な印象では大きく売り叩かれた感じは乏しく、底堅い感じもある。

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◆日本航空(JAL)(9205)は出来高を減らし2円安の5円引けとなり、上場来安値を更新。あす19日にも東京地裁に会社更生法を申請する。その直後に、企業再生支援機構が支援を決定する。

◆「年末年始相場は様変わりすることがよくあるから年末高銘柄のなかで、年初3日続落、3週陰線、1月月足陰線銘柄は避けるべし」と昨年暮れに記した。今年ここまで、すっぽりはまり込んだのはカジュアル衣料トップ「ユニクロ」のFリテイリング(9983)だ。昨年大納会に、11月に付けた02年正月の分割落ち後最高値(権利落ち修正後では過去最高値)に対する二番天井をうった格好となり、続落基調が続いている。今週で3週連続陰線となるか、注目したい。一方、昨年11月に2万1140円の06年7月以来の安値に沈んだ任天堂(7974)は逆に、正月第1週の大幅高で一気に52週線及び200日線へのプラスかい離を一気に回復、復活ののろしとも言うべき上昇を見せ、前週もプラスかい離を維持、きょうは、09年米国内ソフト売上高で圧勝したこと及び新ゲームへの期待を背景に3日ぶりに反発した。もちろん、12月安値から3割強の急騰とあって、利益確定売りが出やすくなっているであろう。昨年までの下げのなかで外国人売りが何処まで進んだかはあるが、相場は変わった。あとは、業績を横目に上昇トレンドをいかに刻むかをおりふしチェックしていけばよいのではないか。■08年暮れにかけて外国人売りに大きく下げた日本電産(6594)は今月9000円台を回復し、08年安値から3倍化近い大幅高となり、なお中勢上昇基調にある。こちらも、いったん、調整局面があっても不思議ない。が、26週線を当面の全般調整相場時の下値サポートラインと想定しウォッチングしていきたい。

◆当欄常連で原子力発電関連銘柄主役の日製鋼(5631)は、12日に三角保ち合い上放れが一段と鮮明化する昨年8月高値1286円及び6月高値1305円に迫ったところで一服した。今週、ようやく、週足ベースの移動平均線が上から順に、6週、13週、26週、52週線と上昇基調時に見られる「順なパターン」となった。1100円台前半にある26週線に急反落した場面からの打診買いを考慮すべきか

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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