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2004/04/15

◆15日、平均株価は朝方13日に付けた取引時間中の高値を上回ったが、債券急落に加え、イラクで再び日本人が拉致されたとの情報が伝わり下げに転じた。後半は安値圏で推移し、今年最大の下げ幅で取引を終えた。利益確定売りに対し下値では景気拡大期待の買いが交錯、出来高は28.65億株に膨らみ史上最高を更新。値下がり銘柄数1341は今年最大。しかし、「上昇相場にあって急反落場面はつきもの。悲観していない。注意すべきは、寄り前の海外投資家の注文状況で買い越し幅が縮小していること。買い越し幅が1000万株以上になったとき、騰勢は復活する」(準大手証券商品部)との声が聞かれた。

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◆ほぼ全面安の中で注目されたのはJR東日本(9020)。2002年2月以降55万円を中心とする小幅往来相場に終始。JR東海に人気を譲っていた。しかし、3月以降アナリストが相次ぎ強気レポートを作成、80万円を目標株価とする外資系証券もある。ディフェンシブストックとして買い人気が高まりそうだ◎ジャスダック市場では来週から信用取引がスタートする。楽天(4755)が大幅高した理由のひとつだが、破天荒な展開のなか携帯電話コンテンツ提供のフォーサイド(2330)の突っ込みを狙おう。◎日ウェーブロック(7940)はM&Aもあって前3月期EPS43円から今期は80円台に急伸する。予想PER10倍は割安感が著しい。◎旭ダイヤ(6140)も高業績変化率の割安株として注目。◎合同製鐵(5410)は高値波乱の展開だが下値を拾っていきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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