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2016/02/17

◆日経平均株価は前日比340円65銭(2.1%)安の1万5713円78銭と3日ぶりに反落した。祝日明け16日の米国株は発表された景気指標は予想以上に悪化も株価は続伸した。しかし、東京市場は、円の反発スタートに朝方から売りが先行した後、すぐ上げに転じ、10時前にはこの日高値1万6214円台と160円強の上昇場面があったものの、失速。為替をにらんでの先物主導の展開となった。

 後場には、「中国軍が南シナ海の西沙(パラセル)諸島の島に地対空ミサイル部隊を展開させていることがアメリカ政府当局者への取材で判明した」とのテレビ報道もあり、円が対ドルで113円台へと上げ幅を拡大したことが嫌気され下げ幅を391円と拡大する場面があった。株安だから比較的安全な円に買いが入るのか、円高だから株を売るのか?マイナス局面への世界同時株安の暗くめくるめく螺旋階段を下るワナから抜けだすことが出来なくなった感が一段と強まってきた。

 需給懸念の悪化から原油市況の下落が止まないことから、値下り率上位には、1位鉱業7.26%の大幅続落、2位石油石炭5.44%の3日ぶり大幅反落、3位保険4.60%、4位医薬品3.99%、5位鉄鋼3.83%安と資源関連が上位に目立った。値上がり業種は情報・通信の1.49%高と空運の0.72%高の2業種があったのみで31業種が下落・・。

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◆好材料に飛びついてその日の内に売りぬける「日計り売買」以外に出番はない?それか、自分の狙った銘柄のウォッチングを続け根気よく「時」を待つかしかない・・・。

 筆者コア30銘柄のなかでは、埼玉県中心に食品スーパーを展開するヤオコー(8279)が変わらずを挟み6日ぶりに急反発した。12日に発表した2016年3月期第3四半期累計(4-12月)経常利益(単独決算)は、前年同期(連結決算)比5.9%増の135億円に伸び、通期同利益予想を従来の130億円から前期比1.0%増の134億円と増額修正した。減益予想から一転、27期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

 株価は、次営業日となった15日に一時4470円と買い進まれたものの、前日比変わらずの4265円で終了。昨日も日経平均株価続伸も、同社株は買い先行も同様に失速していた。しかし、4365円まであり、120円高の4340円と久々の反発となった。12日には4065円まで下落。昨年5月の株式分割落ち後安値を更新し、52週移動平均線割れと厳しい展開だ。

 残るのは4153円にある超長期相場を示唆する24ヵ月移動平均線。長期連続最高益更新予想の内需関連銘柄だが、全般相場の流れに巻き込まれ、長期線割れとなるか?分岐点が迫ってきた。となれば、内需関連株もまた厳しい展開が続くことになる!

◆なお、星野Rリート(3287)は3000円高の126.9万円と3日続伸。52週線回復が目前となった。週明け相場でクリアできるか?引き続き注目していきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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