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2005/08/25

◆平均株価は4日ぶり反落。23日に「上ヒゲが長く、実線が短い」、天井圏で出た場合は「売り」サインの足を引いた。きのうは3日続伸で終ったが、きょうは米国株の続落に加え、朝方の外資系注文が2日連続で売り超となったことから、短期急騰への警戒心が一段と強まった。みずほFG(8411)が午前中に付けた61万9000円の上場来高値を後場の相場で抜け切れず顔合わせで終った後、下げに転じると、三井住友FG(8316)など銀行株が下げ足を速め、指数先物が下げ幅を拡大した。いつもは途中で入っていた買い物は警戒心が強まったことから限定的だった。きのうNY原油先物が史上最高値を更新したが商社株や石油株の下げを食い止めることはできなかった。といっても、三井物(8031)、三菱商(8058)とも大きく下げたわけではない。ただ、平均株価もそうだが、5分足を1週間分並べると、23日に年初来高値を付けた後、きょうにかけて下落基調が続いている。まあ、8日から2週間以上の急反騰なのだから、荒っぽい調整場面があっても不思議はない。ただ、株式相場は生ものだから、これまでと同様のお気楽姿勢ではひどいしっぺ返しにあいかねない、取り扱いに注意が必要だ。

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◆さて、ここで内需関連大型株の相場の流れを読むのに手ごろな銘柄として注目したいのは、東急(9005)。もちろん、みずほFGや安値叩きにあいかねないソニー(6758)も市場体温計に適当だ。が、8日の取引が終るまで手掛かり材料がないといわれ03年11月以来の安値水準をさまよっていた東急に注目したい。翌9日から11日の直近高値552円まで活況裏に急騰した。が、その後、きょうまで、527円に控える200日移動平均線に守られ540円がらみの小幅往来に終始してきた。東急が上、下どちらかに放れる時、内需大型株は同じ方向に放れるかもしれない、と本欄はみているのだ(あす、全般安につられて、あっさりと下放れた場合は、ごめんなさいとなるのだが)。

◆今年本欄2日目に登場したCCC(4756)の上昇が止まらない。これは業績拡大が急。含み資産株・片倉(3001)も最高値圏でなお上値をうかがう。液晶用硝子が伸長の電気硝子(5214)、計測期が好調な島津製(7701)、米系投資ファンドが目を付けた技術と好財務内容の日阪製作(6247)、表面加飾が好調な日写真印(7915)。自動車内装材が業績をリードするセーレン(3569)・・全般相場に揺られながらも中期上昇する銘柄は引き続き押し目買い方針。■小型材料株で注目は、きょう仕切り直しした新興プラン(6379・2)、このままいくと9月が楽しみな月足となる。◎東邦鉛(5707)は好業績・上昇基調の市況関連株として注目したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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