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2009/01/23

◆23日、日経平均株価は306円49銭安の7745円25銭と大幅反落した。<朝寄り付き高、引け安の次第安で下げ幅を拡大する>展開となった。22日の米国株安や前日発表されたソニー(6758)の09年3月期営業損益が過去最大の2600億円の営業赤字となったことから輸出主力株が売られたほか、金融株も、銀行株が減損処理拡大報道が懸念され下げ、消費者金融株は、最高裁が借り手側有利の判断を初めて示したことからプロミス(8574)ほかそろって大幅下落したことなどが地合いを悪くした。■本年3週目の日経平均は<年明けの3週連続陰線>を回避できなかった。逆に、陰線幅を拡大し前週末から1114円安で終わり、先行きがさらに厳しい状況にあると示唆している。週明け、4週目の週足の動きに注意を払いたい。

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◆来週は、国内では30日朝発表の「12月の鉱工業生産」に注目。海外では、27日の「米シラー住宅価格指数」、27ー28日の米FOMC、28ー2月1日のダボス会議、30日は「米10−12月GDP」の発表などが注目点。

◆CCC(4756)が逆行高。一時51円高の910円まで買われ、今年大発会以来の900円台回復場面もあった。メリル・リンチ日本証券が「東洋水産(2875)、CCCが最有力採用候補」としたため、株価が上昇基調にあるCCCが好人気となったもの。これは、明治製菓(2202)、明治乳業(2261)が3月25日大引け後に上場廃止&日経平均採用銘柄除外となり、同時に1銘柄が新規採用されるために、1議席を争うというもの。ただし、基本的には「消費セクター」に新規採用枠が1つあくことになる。採用銘柄は、インデックス運用のファンドなどが応分の株数を取得する必要があることから買い需要が発生する。これを先取る格好で、採用候補銘柄に個人投資家など目先資金の買いが膨らむもの。明治2社は4月1日に明治ホールディングス(コード未定)として上場、指数採用銘柄となる。週明け以降も、各証券から採用銘柄候補が示されるたびにふるいにかけられ、急伸銘柄だけでなく急落銘柄も出てきそうだ。新規採用は1銘柄だけであり、不採用リスクは高い。やや腰の引けた上値を試す動きとなる可能性も・・。

◆15日号紹介で後発医薬品の日医工(4541)が3000円手前の上値関門に引き戻してきた。この日は25円高の2975円まで戻し、週明け以降の3000円挑戦に希望を託した。前週14日発表の今09年11月期連結純利益は2ケタ増益で5期連続増益、連続過去最高更新見通しにある。PER割安感はなくなったが、一段高に狙えるチャート面の分岐点にある。3000円乗せがGOサインとなってほしいものだ。

◆関東電化(4047)が一時24円高の383円まで買われ、12月29日の直近戻り高値を更新した。出来高435万株強と活況だった。10月28日安値200円、02年11月以来の安値が基点だけに、今さら感はあるが、「時おり人気化する目先資金好みの銘柄とのイメージ」を覆す相場に発展するか見てみたい。きっかけは大手証券が20日付けリポートで、「リチウムイオン電池用電解質で高い中期成長が期待できる」と紹介したこと。ただし、今09年3月期、来3月期とも20%以上の連結営業減益見通しとしていることに留意したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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