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2010/04/13

◆日経平均は前日比90円安の1万1161円と3日ぶりに反落した。12日のNYダウは、EUとIMFによるギリシャへの最大450億ユーロの支援計画がまとまったことを好感し終値として2008年9月以来の1万1000ドル台回復で終了した。しかし、東京市場では、円が対ドルで92円台央に、対ユーロで125円台後半と円高に振れたことや、直近の急騰で高値警戒感が強かったことから輸出関連株や内需株などに利益確定売りが広がった。加えて、米中首脳会談を受け中国の元切り上げ懸念が従来以上に強まったことが足を引っ張り、輸出関連株などの重しとなった。東証1部市場の出来高は、低位材料株物色により前日比1.9億株増の23.7億株と増加、株価指数オプションのSQ(特別清算値)算出があった前週末9日を上回り、7日以来の高水準となった。出来高上位30銘柄を見ると、2ケタ銘柄が3、100円以上400円未満株が19と低位材料株が3分の2を占めており、今は、幕間つなぎ的な相場にあることを示唆している。ただ、現在、いたずらに弱気になる材料は乏しい。米国から始まった第1四半期決算がもう一段株価を上に積み上げるだけの力を持った決算であるか、注意は怠らず、「株式投資、休むも相場」の時といえよう。

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◆12日夜のテレビ東京「カンブリア宮殿」には、前号でも紹介の王将フード(9936)のほか、「ユニクロ」のファストリテ(9983)、ニトリ(9843)、日マクドナルド(2702)、ユニチャーム(8113)、ABCマート(2670)、そして、日産自(7201)のトップが相次ぎ出演、新入社員教育など人材研修への取組が紹介された。「食」関連の知友アナリストは、11日の日本テレビ放映の王将フード人材教員シーンをみて、ヤフー掲示板に出てきたコメントのうち、「先ほどテレビで餃子の王将の人材研修なるものを放送していた。単刀直入に云って、自衛隊じゃあるまいしデジタル時代の現在、あんな熱血研修なんてはやらないよ。ここの責任者は時代遅れの爺ばかりか(笑)、現代の若者は優秀な奴ほどドライな性格。根性なんてなくても頭を使って出世していくもんだ」との意見が一番きちんとした書き方だとして、同氏サイトに再掲載していたが、村上龍氏が「カンブリア宮殿」にこれまでゲストとして呼んできた経営者たちの姿勢をみて掲示板への投稿氏は如何に感じる?もっとも、筆者も研修を受けるという姿勢である限りは敬遠したくなるのだが・・、自分を鍛練するには不可欠とみる。ただ、学生時代は、体育系は大嫌いであり、明冶大学を投手として六大学優勝に導いた星野元中日監督などは大嫌いだったが・・。

◆では、上記銘柄の株価テクニカル面は?まずは、3月初め以来週足が7本連続陽線になろうとしているマクドナルド。08年秋は10月に上場来安値1291円を付けたが、そこを基点に大型商品投入で収益を伸ばし12月の2100円台まで急騰劇。あの相場は、「やらせの行列」とマスコミにさわがれ急失速してしまった。今期予想PER割高感は強い。が、これから始まるであろう上昇相場の予行演習とみて、ここからウォッチングを開始し、業績動向を横目に突っ込み場面を待ちたい。昨年1年間は52週線を下値サポートラインとした三角保ち合いを形成。きょう、昨年5月高値1966円を突破したことで、上昇基調入りが鮮明化したとみる。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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