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2012/02/13

◆当欄注目株のひとつ大塚HD(4578)は一時2202円まで付け、1月13日の高値を更新し、昨年7月21日以来の2200円台回復場面があった。10日に発表した2011年4−12月期(12年3月期第3四半期)連結決算が、「新薬伸張により製薬大手のなかで業績の安定性が際立っていた」ことが手がかり材料視されたもの。「武田(4502)やエーザイ(4523)などが特許切れなどで苦戦するなか、同社やアステラス(4503)は新薬効果が寄与し増益」と11日(土)付け日経新聞が報じたことも後押ししたというか、「追随買いを誘ったことから」余計なことだった。「知ってしまったらおしまい」というのはいかなる投資市場でも同じこと。もっとも、時に、報道や会社発表などが人気や新たな相場の火付け役となるからまた、面白い。同社の場合、主力の統合失調症治療薬「エビリファイ」の世界売上高の拡大が続いており、同社10−12月期連結営業利益は前年同期比72%増の467億円で着地した!円高分の押し上げはともかく、12年1−3月期の研究開発費は500億円の会社予想にあり、「エビリファイ」の特許切れに向けた新薬開発が加速している。株価は10年10月の新規上場来概ね2000〜2200円台のボックス相場が続いてきた。2200円台定着となれば、連続経常益2ケタ増益中かつ今期予想PER13倍台とあって、新たな妥当株価ゾーンを求める中期相場が期待できそうだ。問題は浮動株比率が3%台と極めて低いことか・・。

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◆東武(9001)は東京スカイツリー関連として昨年6月の二番底から正月第1週に100円高の402円まで上昇し、今も395円を挟みもみ合う展開となっている。一方、●東急沿線の筆者のなじみは渋谷を拠点とした東急(9005)。こちらは、昨年10月高値400円が10年5月以来の高値。9月後半から今に至るまで380円を挟んでの小動きに変化なしだ。ただ、昨年3月の大震災後の安値298円を一番底、6月の310円を二番底とし10月に400円までの相場示現したもので、中期相場を占う26週線に下支えされる格好で380円台まで浮上。まだ、ウォッチングの域を出ないが、400円台相場入りなるかにまず注目。その後、400円台固めを経ての新たな相場を見たいものだ。4月26日には、筆者もかつてなじみだった東急文化会館跡地に、新しいランドマークとなる「渋谷ヒカリエ」が開業する予定だ!

◆小幅に7日続伸しているのが惣菜販売大手のRフィールド(2910)。先週発表の1月度既存店売上高は前年同期比0.9%増とわずかながら5カ月連続でプラスだったがウェイトの大きい昨年12月度はちゃんと2.3%増と今期で最大の伸び。4月決算銘柄だから3月初旬に第3四半期発表となる。食品アナリストでもある知友は、「好業績であっても、企業のクセで、増額する、しないは時の運」と記している。直近の上値は限定的なので、1320円台前後で拾いたいのだが・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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