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2012/01/31

◆前号で「あすは決算発表で材料出尽くしとばかりに売り先行となる?」と記した、「丸亀製麺」を運営するトリドール(3397)はやはり6日ぶりに急反落した。日経新聞に27日付けで今期最高更新などと観測報道されたことで、飛び付き買いなどが膨らんだ分、会社側の決算発表は利益確定の売り場だと受け取られたようだ。通常の出来高が乏しいだけに、押し目買いは、いったん調整を待ってからとしたい。

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◆同じく前号で、きょう31日決算発表で注目とした「餃子の王将」の王将フード(9936)は13時に11年4−12月期(第3四半期)連結決算を発表した。第3四半期累計の連結営業利益は前年同期比8.0%減の71億円にとどまった。売上高は3.2%増の532億円だったが、「出店数を増やしたことから人件費や償却負担が増加したため減益となった」。日経電子版では「既存店売上高は4%減少したものの、新規出店効果で増収を達成した。12月には初めて北海道にも出店」したと記し、「今3月期連結業績については従来予想を据え置いた。計画通りの決算内容で(マーケットでは)目立った反応はみられない」、と想定の線の記事を書いた。これで、1830円処にある中期相場を示唆する26週線水準近くに下げてきたところは好買い場となりそうだ。■ちなみに、知友アナリストがこの日、決算発表後のメルマガで記したのは、「今期第1四半期は前年同期比2.4%増収、13.7%営業減益、第2四半期は2.9%増収、5.3%営業減益、そして、今回発表の第3四半期は4.1%増収、1.5%の営業減益だった」。そして、「第3四半期は増益転換まであと一歩」とし、「徐々に(市場の)見方に変化が出る可能性はあり」。「特に2月中旬発表予定の1月月次はプラス転換の可能性があり、同社に対する見方は一変する可能性あり」と記した。同社株価は09年に相次いでテレビに露出、来客店者数を伸ばし、冒頭相場を演じ2925円まで付けた。その反動で、今期で前期比営業利益が2期連続減益となるもの。しかし、これは既に株価に織り込み済み。株価が昨年12月安値を二番底とし、今週は26週線をクリアしたことで、「強気」相場に転じ始めたとみてよい。

◆また、前号でも記したコスモス薬品(3349)が早くも52週線攻防戦が厳しくなった。ここで踏みとどまらないと、一番嫌な株価チャートである新年大発会(06年2月以来ほぼ6年ぶり高値4090円)天井足が確定しかねない。2ケタ増収増益で連続最高更新見通しにあるPER10倍水準の割安銘柄だけに、株式需給が好転すれば、下値不安は後退するのだが・・。怖いのは、次第安の展開となってしまうこと。持ち玉はいったん減らして様子を見たい。逆に、26週線をクリアすれば、本格的な4000円相場時代入りが始まるのだが・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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