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2015/07/23

◆日経株価は前日比90円28銭高の2万683円95銭と反発した。22日の欧米主要株式市場はそろって続落となったが、円は対ドルで1日で反落に転じ、対ユーロで小幅続落展開となったことや、中国上海総合指数が6日続伸し、6月30日以来の6100台回復となったことも買いを誘ったようだ。ただ、伸び悩む場面では利益確定売りなども出た模様で日中値幅は60円弱と小幅にとどまった。発表が続く15年4-6月期業績への期待感や円相場が1ドル=124円台前半に下落したことも支え・・。もっとも、中国の相場は中国政府の手のなかで動く懸念があり、訪日客減への懸念はのこるが、欧米マーケットがそこそこ順調展開となれば、国内為替、株式市場も夏相場で汗をかく場面もありそうだ。

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◆(訂正)前号でも紹介したサカタのタネ(1377)がこの日急反発した。6月にほぼ5年ぶり高値2440円を付けた後は調整色を強めていたが、前日に一時2100円台前半を見る場面があった後、切り返す格好となった。この日、日経電子版で、世界で拡大する「菜食」が、「種子大手の同社株価を押し上げる15年ぶり高値。海外で野菜の種子が大きく伸び、2015年5月期の海外事業の連結営業利益は前の期比17%増の70億円だった。快走を支える理由はいくらもある・・」となどと指摘したこと材料視されたもよう。日経電子版では、「アジア各国の経済成長に伴い、F1種と呼ばれる種子が売れるようになった。F1種とは交配を繰り返して実を大きくすることや病気に強いといった特性を持たせるように開発したもの。ただ一代限りなので、農家は繰り返し種を買う必要がある。従来、新興国では育った野菜から採れる種子を再び使う農家が多かった。最近ではより効率よく収穫できるF1種の利用が広がり、追い風となっている。現地の農家の需要に合わせ育成した種子も伸びている。」などと報じている。海外での野菜種子事業拡大を期待した見直し買いも入りやすくなりそうだ!

◆コマツ(6301)が4日続落した。一時、9日に付けた昨年5月以来安値にあと32.5円と迫る場面もあった。22日に米キャタピラーが発表した6月(4月からの3カ月ベース)機械販売が前年比14%減と2ケタ減となり、5月の12%減から下落率が拡大した。北米で5%減となりアジア太平洋では19%減と2ケタ減などと悪化したことを受け市場環境の先行きを懸念した売りが広がったとの指摘があった。当欄では同社が建設現場で展開している「完全に無人動く建設機械」開発への期待が大である。全地球測位システム(GPS)、センサーなどを活用して無人運転や作業の自動化に対応した機械を開発してきた。2008年には鉱山で決めルートを効率良く走行する超大型ダンプトラック無人運行システムを実現。13〜14年には運転要員はいるが整地や掘削などは自動化したブルドーザーとショベルを導入。初心者でも複雑な作業を可能とするなど建設現場で進化しつつ、完全自動化への動きを追っていることもプラスアルファとして、同事業の先行きに期待。ここから着地点確認まで下値模索相場のウォッチングを続けたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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