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2007/06/06

◆日経平均は小動きだったが、5月末から急人気化した中小海運株にあおられるように、中低位材料株が相次いで火を噴いている。もちろん、賞味期限の短いものが多い。世界同時株安となれば、出番はなくなるだろう。したがってリスクは大きい。<基本は、本欄中長期強気銘柄群の押し目や、突っ込み場面を丁寧に拾っていくべきであろう>。ただ、新興市場の崩壊後、行き場のなかったネット投資家などが、一部市場の不動テトラ(1813)の急騰劇に刺激された海上土木の「新興国インフラ整備関連」株に広がりを見せたように、他のセクター、テーマ株でも値動きの軽い中小型株物色が急となっている。■原油価格高騰に伴い、この日材料が出た丸紅(8002)や大和総研が投資判断を引き上げた総合商社株が揃って年初来高値を更新した。新日石(5001)など石油各社株も人気化あいた。なかで、小型思惑株の富士興(5009)は連日でストップ高となった。

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◆原子力関連では本欄注目のメンテナンス事業が業容拡大を牽引する岡野バルブ(6492・東2)が力強い動き。4日の年初来高値にあと1円と迫った。●三菱重工関連の第一実業(8059)、環境関連や水素事業が期待される三菱化工機(6331)もチャート妙味が大きくなってきたここは強気で攻めるべきであろう。●世界的な漁業資源争奪戦時代入りが事業チャンスとなる日水(1332)は一時36円高の849円まで買われ90年7月以来の900円乗せが見えてきた。■もちろん、「団塊の世代」定年時代の消費関連株と筆者注目のタムロン(7740)は5月中旬に上場来高値を更新した後も上昇基調を崩さず。デジタル一眼レフカメラ時代入りで自社交換レンズの伸びが業績拡大を牽引する。堺化学が10連勝、上昇ピッチ加速のイメチェン銘柄として人気

◆先に注目していた堺化学(4078)が10連勝とようやく浮上してきた。一時905円まで買われ4月23日につけた900円の年初来高値を更新。2000年7月以来の高値となったのだ。5月の調整場面でも13週移動平均線などがきっちり下支えし、年初来高値を更新してきた動きから、先行き期待が高まってもよい。同社は酸化チタン大手だが、チタン酸バリウムなど電子材料の好調を背景に前3月期にかけて業容を拡大してきた。今期会社連結業績予想は保守的であり、増額修正余地がある。イメージチェンジ銘柄として中期4ケタ乗せに期待したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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