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2007/03/06

◆イヤハヤなんとも!市場体温計・新日鉄(5401)のすさまじいこと!したたかなこと!2月28日の下げに続く前日の800円割れへの下げで、2月27日に付けたバブル最盛期の89年11月以来の高値858円が当面の高値とみた。しかし、きょうは買い気配で始まり、午後に入って、860円の売り物をこなし863円まで買われた。そして、66円高の862円引けだ。5日も世界同時株安はNY市場を襲った。株式の損を埋めるために金、原油、穀物など国際商品先物市場は大幅続落した。NY為替市場も1ドル=115円台へと円高が進んだ。なのに、東京市場では、日経平均が前日終値を下回ることなく始動した。そして、後場に入り、上げ幅を拡大、6日ぶりに反発した。アジア17市場では主要国は全勝し、結局12勝5敗と上げに転じた。欧州市場も午後2時前後でほぼ全面高となっている。確かに、東京市場で為替は前日の1ドル=115円台の円高からこの日は116円台と円安に転じた。新日鉄とともに本欄・市場体温計としてきたトヨタ自(7203)は1月29日1ドル=122円台から115円台への円高転換で200億円超の利益剥落との見方があるほど。しかし、トヨタが上場来高値を付けたのは2月27日、8350円だった。その時、既に円高に転じていたが、上海ショックを背景に下げ幅を拡大したもの。だから、円安を輸出株下落の第1理由とするのはあたらない。

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◆新日鉄高を受け飛び出すのは新日鉄群団。この日は、増配を発表した新和海運(9110)が値上がり率6位となった。値運びの軽快さで定評がある日本金属(5491)が仕掛け的な動きで2位となり、高周波(5476)が5位と存在感をアピール。明日以降も群団から人気銘柄が登場しよう。■ただ、新日鉄が高値を更新しても、日経平均が26日高値を更新とは簡単にはいきそうにない。前日までの5日間で10%の急落はやはり重い。また、今は、日本だけが単独で高値を更新していける時代ではない。

◆東レ(3402)は昨年5月に1128円の上場来高値を付けた。が、その後は人気離散、呼び声がかからなくなり今月ついに、下から上昇してきた24カ月移動平均線に突き上げられる格好となっている。この日はタカラトミー(7867)と新素材を共同開発したことが反発要因だという。しかし、株価を動かすは炭素繊維だ。これからボーイング社旅客機の出荷が始まる。そして、トヨタと共同で自動車向けに炭素繊維を使用する開発が進展、具体化が近いともいう。航空機市場をはるかしのぐ自動車向けだけに、不人気のここから中期買いしていきたい。

◆前号登場の日化成(4007)、値動きの軽い三菱系環境関連株として思惑買いしよう。●森トラスト系のロイヤルホテル(9713・大2)は昨年4月の高値後は軟調展開が続いている。しかし、昨年10月以降は、24カ月線が下支えしての下値切り上げチャートにあり、昨夏の森トラストへの第3者割り当て増資価格である365円割れのここから拾っていきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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