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2013/11/29

◆日経平均株価は前日比65円安の1万5661円と反落した。28日の米国市場は感謝祭で休場。欧州ではドイツなどユーロ圏の経済指標が改善したことを受け、株式はそろって続伸し、ユーロ買い円売りの展開から4年半ぶりの円安となった。そして、東京外為市場でも円は売られ対ドル、ユーロで3日続落した。しかし、日経平均は前日に半年ぶり高値に買われており、朝方から利益確定の売りが先行。様子見気分が強まるなか、終日売り優勢の展開となった。■まあ、前日に半年ぶり高値に買われたのだから、一息ついても不思議はない。政府の景気音頭取りは、次ぎは?安倍首相は「秘密保護法」成立に急ぎすぎた分、経済を尻に敷いてしまった感があるが、「経済再生」二の矢、三の矢は?巷間言われている「カジノで景気浮揚」はいかがか、首相にはちょうどいい話題では?

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◆さて、前号で記したようにトヨタ(7203)の年末に向かっての株価動向に注目している。エレクトロニクス部門でいえば、パナソニック(6752)、日本電産(6594)などがトヨタ型チャートであり、シャープ(6753)、TDK(6762)は日産自(7201)型チャートといえよう。年末に向けては、トヨタ型チャートの銘柄群で臨むべきであろう。マツダ(7261)、富士重(7270)、アイシン精機(7259)などがゴールを目指す格好となっているが、さて、どうか。■当欄は、セブン&アイHD(3382)、セブン銀(8410)の正月相場に期待しているのだが・・。もちろん、●プリマハム(2281)もだ。先に行なわれた決算説明会で質問タイムになった時、質問したのは、プリマハムを昨秋から買い推奨している知友食品・流通アナリストの他にひとりいたきりで、他のアナリストや日経を含む新聞記者の質問はなかったという関心の薄さからは、今しばらく、動きの鈍い相場が続きそうだ。もちろん、通期業績は増額修正の余地大である。増額修正が判明してからアナリストや投資家は動き出すことになるか!●ショーボンドHD(1414)の今週にかけての週足にはなお先行き期待感が高まる!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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