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2006/09/27

◆「商品ファンドの苦境は市況軟化を誘い込む。下げを加速すると同時に、投資資金をどこに振り分けるかが注目される」と記したのはきのうのこと。やはり、振り分けられたのは米国株式市場だったか!?S&P500種指数は連日で5年ぶり高値更新が続き、NYダウ平均は2001年2月以来過去2番目に高い株価で終り、過去最高更新にあと53ドルまで迫った。すっかり意気地なしになっていた東京市場もいつものように10時前後に息切れすることなく、高値引けで終った。29日、月末終値があと125円高の1万6072円以上で終れば、月足は陽線で終り、4月高値更新を狙いにいく格好のチャートになるのだが・・。きょうのアジア市場は、休場の1国を除く16市場すべてが上昇し、欧州市場も午後2時時点で主要市場がそろって上昇・・と、<米国株高発、世界同時株高>の1日となった。33業種のTOPIX業種別株価指数で下げたのは、前日号で紹介したようにニチロ(1331)の業績予想の減額修正が嫌気された水産株のみだった。ここまで大きく叩かれた後だけに上げ幅は大きくなった。問題は、米国株が反落した場合だ。ヨチヨチ歩きの東京市場に抵抗力はまだ付いてない!

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◆新日鉄(5401)は前日、もう一段下を覚悟し始めたとたんに反発するとは、皮肉なものだ。3週間ぶりの週足陽線で終れば、テクニカル面でずいぶんいい形となる!

◆大手電鉄株に注目したい。いずれも長期上昇トレンドを継続しており、信用需給は売り長状態となっている。●本欄注目株の東急(9005)は03年4月安値312円を基点とした上昇基調にあり、8月中旬以降は200日移動平均線に下支えされ4月高値979円を奪いにいく相場が続いている。渋谷再開発プロジェクト始動はそう遠くない。●小田急(9007)は2000年4月のバブル後最安値300円を大底としたゆっくりではあるが長期上昇基調が続いており、7月10日につけた94年5月以来12年ぶり高値から一段上の相場を狙う格好となっている。●東武(9001)は押上地区に新・東京タワーを建設するプロジェクトが進行する。中期上昇第3波動は今年3月高値で終った格好となっているが、2000年3月のバブル後最安値270円からの上昇基調は今も継続中だ。●京急(9006)は98年9月安値340円をバブル後最安値とする長期上昇基調を今も継続中であり、6月第3週以来続いてきた800円を中心としたもみ合い相場を一気に突破してきた。いずれも、来春に向けて上げ下げを繰り返しつつ、長期上昇トレンドにあるここから強気したい。

◆富山化(4518)は4月高値1401円からきのうのバブル後最安値515円まで突っ込む。ここから鳥インフルエンザ関連株として思惑買いがふくらみそうだ。割り切って買うには十分に下げている。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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