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2012/12/25

◆15日夜、成田をたち、オーストラリアにいったん帰国した妻の長兄の姪が、23日に成田空港を経由してドイツに向かった。ドイツで友達数人と合流し、スウェーデンなど北欧を巡るという。筆者自宅のパソコンには東京に滞在中の写真だけ出なく、彼女が撮った各国の写真が大量に残されていた。オーストラリア各地や南米数カ国の写真には、フラッシュは全く使用せずに撮ったものばかりで、不思議な絵に仕上がったものもあった。筆者は建築物を撮るのが趣味だが、彼女は花だけでなく、接写して狙った草花、虫やひとの身体の一部、各種面白デザインなどの写真が大半を占めていた。小学1年生の時に、両親のオーストラリア移住により、韓国から移り住み20数年をすごした彼女にとって、極寒のスウェーデンをどこまで楽しむことが出来る?■その考えは、韓国・東洋風ではなく、あくまで合理的。上司の命令や論理が間違っており、受け入れることが出来ない。として、大学卒業後に勤めてきた弁護士事務所を止めた。そして、学友が勤める事務所に移るまでの2カ月強を利用し、大好きな叔母である妻がいる日本と北欧を巡る計画をたてた。そして、後半に入ったところだ。彼女が成田に付いた時に、電話を受けた妻は、「疲れなど無く、元気で、楽しみがいっぱいといっていた」と話し、少々うらやましげなそのトーンが耳に残った・・。

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◆さて、2012年相場最終週の初めの日、日経平均は前週末比140円高の1万80円と3日ぶりに急反発した。明26日に安倍普三政権が誕生することを受け、同政権が「日銀に対し求めている2%のインフレ目標を設定しなかった場合、日銀法改正の可能性がある」と言及したと伝わり、朝方から「円売りドル買い」が進んだ。一時1ドル=84円台後半と昨年4月以来の円安場面があった。前場寄り付き直後や9時台後半には1万100円台に乗せる場面があったが、その後は年末を控えた利益確定売りに上げ幅を縮小した。が、引けにかけて買いが流入し上げ幅を回復したのは安倍路線に期待が高いということだが、1度目の政権は何も見えないまま終ってしまった安倍自民党総裁。2度目の今回はお勉強の成果か、物言いがはっきりしている。が、筆者には何故か違和感があり、先行き不安感が消えない・・。■「債務完済を10年延期することで、高速道の補修3兆円捻出を捻出。国交省検討」と25日付けの日経新聞朝刊が一面トップで報道。●ショーボンド(1414)は、「年内利益確定売り」との当欄の見方を超えて、195円高のホールディング・カンパニー化後最高値の3275円引け。11月安値2170円からでも5割高!それでも、今期予想PERは19.4倍と20倍台割れ。来期以降もコンクリ補修工事トップの同社の事業環境はさらなる拡大に期待十分!だが、利益確定売りも忘れずに。●この日、日経平均株価を押し上げたのは、採用銘柄の7割が上げたうえ、指数寄与率の高い、ファストリ(9983)が680円(3.4%)高し、ファナック(6954)が320円(2.2%)高・・となったことが背景。●新年銘柄は?と突然の電話先には先輩。慌てたが、答えたのは、150円に満たないプリマハム(2281)。が、昨年3月東日本大震災時の安値75円からは倍化。52週線沿いの上昇基調が、収益好転を背景に株価を押し上げてくれるとの見立てだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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