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2010/04/02

◆日経平均は前日比41円高の1万1286円と続伸し連日年初来高値を更新した。前日に続き、株式市場にフォローの風が吹いた。1日の米国では、3月ISM製造業景況指数が上昇したうえ、2日発表される米3月雇用統計では、非農業雇用者数の10数万人レベルの増加との予想がもっぱら。加えて、ドルが対ユーロで下げたこともあって、NYダウが急反発し、S&P500種指数は1年半ぶり高値となった。NY原油価格が1年5カ月ぶり高値を付け、対円で1ドル=94円台を付けるなど円安に振れた。そして、東京市場では、素材・資源株が大きく買われ、輸出関連株の好人気も続いた。消費関連株の一角も出遅れ感から買われた。一方、直近で買い直されていた内需株の多くは利益確定売りなどに押された。

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◆2日に米3月雇用統計が発表される。しかし、米株式市場はイースター前の休暇とあって、週明けの東京市場は、米市場の動きを参考にできないことが悩ましいところだ。しかも、日経平均は今週にかけ8週連続で上昇し、その間に、1229円、12.2%の上昇をみた。短期的な下げがあっても当然だ。行く時にはどんどん行って、休むときはさっさと休みたいものだが、そう甘くないのが株式相場。短期的な下げを願うと、一気の急落のあったり、もう一段上をと願うと、動かなくなったりすることはよくあるもの。

◆東芝(6502)は長期では注目も、「当面は戻り売り」の姿勢をとってきた。が、きょうは1月28日以来2カ月ぶりの500円台回復・・。一気の9週間ぶり26週移動平均線回復だ。頼みの綱だった長期線52週線に下支えられ、相次ぐ日経新聞の紹介記事に主力輸出株を買う動きが、重い信用買い残株数を押し分けて中期線の上に顔を出してきた。このまま、1月15日の戻り高値547円をクリアしてくれれば、いうことなしだが・・。そうは問屋がおろさない、か。むしろ、540円台攻防戦までいけずに下げに転じた時、新規の売りを仕掛けるべきか?こうなれば、薄商いの時に人気となった銘柄を売り、今勢い付いた銘柄に乗りかえることはよくある。調剤薬局大手で後発医薬品の製造本格化が迫っている当欄中期注目株の日本調剤(3341)などは、26週線が上がってくるまで待つよりも、下げて26週線に接近するとみて、短期的には利益確定売りがメインシナリオか。もっとも、1単位のみの投資家は持続がベターであろう。●また、栄研化学(4549)は3月相場でよく上げてくれた。200日線まで一気に突破する場面もあった。当欄で推奨し始めたときが830円台。まだ、100円強上げたに過ぎない。もっとも、初押しは厳しい。短期的に思いがけない安値、850円台割れがあれば、拾いたい。が、ジリジリ下げる場合は、買いは慎重に。また、高止まりした場合は、下値切り上げチャートを刻み始めてから拾っていけばよい。●セルフうどん店チェーン「丸亀製麺」を展開するトリドール(3397)が年初来高値を更新し、昨年12月第1週以来ほぼ4カ月ぶりに中期相場を占う26週移動平均線をクリアした。まだ、買いエネルギーを相当余したここからもう一段上の相場に向けての急騰場面を期待したい。買う場合はロスカット価格設定後に!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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