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2007/11/07

◆7日の東京市場も朝高後に下げに転じ、4日続落。日経平均株価は4日間で773円を失い、24カ月移動平均線に対するマイナスかい離幅を3.6%まで拡大。次第に厳しい状況を迎えつつある。アジアは8勝6敗と勝組が多かったが、続く、欧州市場も下げた(そして、米国市場はNYダウ平均が360ドル、2.6%の大幅反落で終った。米ドル安が止まらず、NY原油先物は時間外で初の98ドル台となり100ドル乗せが目前となった。そして、GMが四半期で最大の最終赤字になったと発表するなど、米国発のサブプライムにかかる大型損失を発表する大企業が次々と現れて、これまで楽観してきた市場を襲っているからだ)。

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◆既に、海外投資家による売買シェアが5割超となった東京市場。構造改革路線と縁を切り、参院選の敗戦の教訓を内向きに回帰することだとした日本の政治社会に、積極的な「買い」を入れるはずはない。6日に牧野フライス(6135)が発表した今3月期業績予想の減額修正。増益予想を一転、減益見通しとしたことは、今後出てくる工作機械各社業績を見なければならないが、ここまで景気をリードしてきた設備投資の先行きに雲が現れたとの信号を発信したともいえる。■次は、日本企業が育ててきた技術力を、技術を改めて評価し買う相場?あるいは、ここまで、人気圏外に置かれた消費の一角で強い消費関連企業を買う相場?消費関連では、チャートが好転した北京五輪関連のミズノ(8022)が、全般急落相場にツレ安したところは拾って行けよう。●また、森トラスト関連株であり、10月に2月高値に迫った後、一服しているパルコ(8251)も1400円水準にある24カ月移動平均線を意識しつつ買い場を探すべき銘柄として注目したい。

◆来年の北京オリンピック開催を控え、中国の公害、大気汚染関連株も注目セクターとなる。子供を中心に喘息患者数の急拡大懸念が高まっているなか、直近紹介の日東電工(6988)も、2年間の株価整理が終了し、ゆっくりではあるが、上値を試す動きに転じたと見ており、ここからの突っ込み場面は拾いたい。■また、欧州を中心としディーゼル車の排ガス規制強化が続くなか、中国でもディーゼル車の排ガスを環境にやさしいものにすることが求められている。日本化成(4007)、日産化(4021)が手掛けているのは「アドブルー」(ディーゼルエンジン向け尿素SCRシステム用尿素水)。「ディーゼル車から排出されるガスの中にある窒素酸化物(NOx)が大気汚染のゲインとされており、このNOxを窒素と水に分解し、大気汚染を低減する役割を担っている」のが、「高品位尿素水」アドブルー。世界高シェアの2社をまずウォッチング開始。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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