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2013/06/11

◆急反落。日銀政策現状維持で円反発し、下げ幅を拡大。日経平均株価は前日比196円安の1万3317円引けとなった。10日の米国市場では、格付け機関S&Pが米長期国債の格付け見通しを引き上げたことを受け、円売りドル買いの動きが広がり、円は対ドル、ユーロで大幅に続落した。しかし、東京外為市場では朝方こそ円が続落スタートとなり、10時前に日経平均は70円高場面があった。しかし、日銀が金融政策決定会合で現状維持を決めたことから、市場に失望感が広がり、海外勢を中心に円を買い戻す動きが進行。前週末の大幅反騰時に買い向かった投資家が売り急ぐなど、後場はプラス圏に戻ることなく、安値圏でもみ合う動きとが続いた。■5月の年初来高値1万5942円(終値ベースでは、その前日22日に付けた1万5672円)、に対し、今月7日安値1万2548円(同日の1万2877円)まで、21.3%の下げ。昨年11月13日以降の大幅上昇で「アベノミクス」相場といい楽観論で一方の相場をリードしてきた個人投資家の信用取引残高は?また、「日本株買い円売り」としてきた海外ヘッジファンドの反対売買は何処まで進展した?

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◆ただ、世界のマーケットは米FRB(連邦準備制度理事会)の「QE3(第3次量的緩和政策)」からの出口戦略に極めて神経質であり、金融緩和策縮小に関しては着地先がよく見えない不安のなかにいる?そして、今は、いたずらに膨張してしまった楽観論は消え、ヘッジファンドなどはポジション調整におおわらわだ。NYダウが2年弱で上げた幅以上に、昨年11月以降の短期間で上昇してきた日経平均など日本株が不安定な動きとなるのは当然ではある。ただ、国内勢だけで、調整完了に向かうことが難しいことが難儀なことではある。海外勢は日本3市場の売買シェアは55〜57%(今年1月以降平均、なお、昨年まで3年間の平均は65%前後の占有率!)を占める!5月第4週から売り越しに転じ、たが、買い向かったのは個人の信用買い(第3週から3週間で5800億円強の買い越し!)。

◆こうなれば、自分得意の銘柄をウォッチングするか、いったん退くしかない。そう、プリマハム(2281)である。有賀泰夫食品・流通アナリストは、8日付けで「相場が落ち着かないことには、ファンダメンタルは効かない」といい。プリマに関しては、会社予想でPER10倍台割れ。しかし、市場では「ボロ株」のイメージだから、短期的なボラティリティーは高いでしょう。中期的には安心できる株価水準と思われる、と指摘した。何よりも面白いのは、市場が依然、同社株をボロ株以上の評価をしていないことだ。その株が、昨年大納会終値から5月高値294円まで2.01倍化したのだ。同社と同様にあまりにも慎重な業績予想を発表してきた東芝プラントシステム(1983)は今期経常横ばい予想で11年ぶり高値を付け、さらに上値を追う構えにある。プリマハムは1カ月で100円強下落し、26週線も割ってしまった。後は、52週線との葛藤(or格闘)をウォッチングしていこう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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