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2006/07/26

◆四国、九州の平年を大きく上回る梅雨がきょう明けたと宣言されたと。きょういかにも梅雨明け風の猛暑ピーカン照りの東京・関東は来週前半にも明けるという。冬の大雪に続く3月以降の天候不順はカジュアル衣料や遊園地・リゾートなどを直撃。消費の足を引っ張った。が、その分、消費関連各社には、8月にかけての梅雨明け10日の猛暑への期待感が高まる。

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◆さて、東京市場の調整は4月初旬天井から間もなく5カ月目に入る。新興市場に至っては1月中旬天井だから今月で半年が経過したが、今まさに梅雨明け前の土砂降り状となっている。1月天井の主犯「ライブドア」は既に市場を退場したが、ネット関連を中心に安値更新銘柄が続出。新興3市場はきょうも年初来安値を更新した。今春にかけて大化けしたのだから「満つれば欠くる」のは必然ではある。もっとも、「欠くれば満つる」という言葉が後に続くから、「金持ち喧嘩せず」といいつつ時を待てればいいのだが、そうはいかず苦戦が続き、不安感が走る。■米国でも、4〜6月期決算で、半導体世界最大手のインテルが主力のMPU価格の下落により2ケタ減収大幅純利益減となった。ネット広告大手の米ヤフーは増収率の鈍化が懸念され、ネット通販最大手の米アマゾンも減益となった。M&Aによる手取り早い業容拡大策にほころびが見えはじめたのだ。■東京では、日本アマゾンが仮想商店街事業に参入するとの報道を受けヤフー(4689)や楽天(4755・ジャス)がそろって4日連続大幅安で年初来安値を更新し、新興市場の投資家心理をさらに悪化させた。USEN(4842・ヘラ)にいたっては、UBS証券が25日付けのリポートで、「ファンダメンタルズ分析の妥当性や目標株価の有効性に限界が出始めている」とまで指摘、投資判断を「強気」から「中立」に、目標株価を2930円から一気に1050円にそれぞれ引き下げた。「いい話がひとつも聞かれなくなった」といわれ始めるまでダメか!中勢第2上昇波動天井打ち後の調整なのだから厳しいのは当然の動きではあるが・・。あとは、<10月下旬前後まで耐えられるか、あるいは、待つことができるかがポイント>となりそうだ。

◆米ボーイングの08年就航予定の次期中型機「787」の受注が伸びている。現在360機前後の受注に成功しており、ライバルのエアバス社を引き離す方向にある。これで、3〜4年の生産能力が埋まるといい、増産を検討する方向にあるという。炭素繊維を全量受注する東レ(3402)は5月に1128円の16年半ぶり過去最高値をつけた後、調整が続くが、830円台にある52週線が下支えするかがポイント。買い場を探したい。■日水(1332)が一時599円まで買われた。世界の漁業資源獲得競争激化がかえって同社を活性化させ今3月期は売上高から純利益までそろって4期ぶり過去最高更新する。下値サポートラインは26週線から13週線に上昇しており、好業績好材料の好チャートのディフェンシブストックとして引き続き期待したい。●浜松ホト(6965)が逆行高で続伸した。2番底模索中だが、内外機関投資家の継続買いを受けて日水同様に26週線を下支えとした上昇トレンドを継続。引き続き上値を追う展開が期待できそうだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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